リーダーシップ研修の様子


2024年度 プログラム全体像


LES概念図

組織・人材開発研修、コンサルティングを提供するインパクトジャパン株式会社(本社:中央区築地、代表取締役社長:戒能 祥哲、以下、当社)は、当社のリーダーシップ・エコシステムの活動として、あしなが学生募金事務局の役職者らに対し、全3回のリーダーシップ研修を提供しました。彼らがリードする秋の一斉街頭募金は、10月19日、20日、26日、27日の4日程、全国各県にて実施が予定されています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/412404/LL_img_412404_1.jpg
リーダーシップ研修の様子

■課題に直面しながらも、活動を主導する学生リーダーたち
あしなが学生募金は、災害遺児や病気遺児、自死遺児や親に障がいがあり働くことができない家庭の子どもたちへの支援を行う募金活動団体です。50年を超える歴史を持ち、毎年、春と秋に全国約130か所で街頭募金を実施しています。この活動は、長らく遺児たちの進学を支えてきました。活動を率いるのは、あしなが学生募金事務局。学生による自治団体です。彼らは9つのエリアおよび4つの専門ユニットからなる組織体を構成しています。コロナ禍による活動中止を経験しながらも、2023年、ついに全国一斉形式で再開した街頭募金。2024年2月に就任した24年度の役職者学生たちは、活動中止期間の影響ともいえる局員の減少など、再開後の新たな運営課題に直面していました。


■彼らの「リーダーシップエンジンをアップデートする」プログラムを提供
そのため、私たちは「2024年度あしなが学生募金事務局を、人を動かすリーダー集団にする」という研修目的を設定しました。研修の提供は、(1)春の募金活動前、(2)春の活動の振り返り時、(3)秋の募金活動前という3つの節目のタイミングに設定。3回の研修には、のべ27人の学生が参加しました。

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2024年度 プログラム全体像

(1) 2024年3月:Module1「北極星を見つける」
リーダーシップの原理とその必須要素を体感理解できるアクティビティを実施しました。役職者としてリーダーシップを発揮するための準備を目的としています。また、ひとりひとりが、学生募金事務局の活動に参加する意味や価値を、自分の言葉で表現するセッションを行いました。

(2) 2024年6月:Module2「仲間に目を向ける」
秋の活動を成功に導くため、事務局局長である大隅 有紗さんから念い(おもい)を共有するEmpathy Cultivating Talkを実施しました。役職者学生たちは、対話を通じて、共に活動を推進する仲間に目を向け、目線を揃える場を持ちました。またDiscovery(R)というアセスメントツールを用いて、自己と他者の認知特性について知るワークショップも行いました。チームで成果に向かうため、効果的なコミュニケーションについて考える機会としました。なお、このアセスメントツールの提供は、Insights社のThe Gift of Discovery(NPOやコミュニティに対するツールの無償提供)の機会を今年度より活用しています。 https://info.insights.com/the-gift-of-discovery

(3) 2024年7月:Module3「ストレスを手懐ける」
次回募金活動に向けて準備が加速する中、人を巻き込んでいく必要性が増えていく。そのタイミングで、時に壁にぶつかったとしても、彼らが前を向き、仲間と活動を推進していく手がかりとなるよう、リフレーミング、アサーティブネス、ストレスコーピングの考え方と実践セッションをオンラインにて行いました。


【Module3後の参加者コメント】
・どのプログラムも意味が込められていて、有意義な時間であった。疑似体験を自分自身の状況に置き換えることで、実践に移せそうだと感じることが多かった。すぐにでも実践していきたい。
・対話を通じて、異なる見方や自分の思い込みに気づくことが多かった。もっと周囲とコミュニケーションを取っていきたい。自分自身が変わるための一歩になった。
・仲間と話していくうちに、共感が生まれた。こういう場を持つことで、チームがよりよくなっていくと感じた。
・新しい視点を得ることができたし、対面でもオンラインでも同様のクオリティで学ぶことができた。アサーティブネスな伝え方をしていきたい。


【あしなが学生募金_秋の全国一斉街頭募金概要】
・日時 : 2024年10月19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)12時~18時
・実施場所: https://ashinaga-gakuseibokin.org/base/
・詳細 : https://ashinaga-gakuseibokin.org/about/


■リーダーシップ・エコシステム(R)に込めた私たちの念い(おもい)
労働力人口の減少が重大課題である日本において、未来を担う若者は社会全体の宝です。そして彼らが活躍できる社会を作っていくことは私たちの急務だと考えます。また、若者のなかでも、経済的な困窮や脆弱な学習環境など、様々な事情により機会が制限されている若者に対しては、物心両面での手厚い支援が必須だと考えます。困難な状況にある彼らにこそ、自らの人生をしなやかにたくましく切り拓いていく「リーダーシップ」を高める機会を提供したい。この念い(おもい)から当社の取り組みは生まれました。
企業のリーダーシップ開発投資を、寄付とプロボノ(研修の無償提供)という形で未来の若者に対して還流させていく。これがリーダーシップ・エコシステム(R)です。過去参加した学生へのインタビューはこちらから。
https://www.impactinternational.com/jp/action-sdgs/leadership-eco-system

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/412404/LL_img_412404_3.jpg
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■インパクトジャパン株式会社について
1980年イギリスで創業。最初の海外進出先として選んだ日本では、1990年からインパクトジャパン株式会社として活動している。現在は、Google、SONY、J&Jなど約400社のグローバル企業に加え、多種多様な国内企業に対して、リーダーシップ・チーム開発の研修事業、チェンジマネジメントのコンサルティング事業を提供する。知識的理解に留まらない、「感覚的理解」を促進する独自の体験学習メソッドが特長。「人と人、人と組織、組織と組織の相互作用を通じて、新しい価値を創造する」ことをミッションとして掲げている。詳細・お問い合わせは、webpageより。
https://www.impactinternational.com/japan


*リーダーシップ・エコシステム および Leadership Eco Systemは、インパクトジャパン株式会社の登録商標です。
情報提供元: @Press