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安藤ハザマ(本社:東京都港区、代表取締役社長:国谷 一彦)は、保有技術のイノベーションを推進する企業として、将来有望な市場である宇宙関連事業への参画に向けて、新たな価値創造を目指す「宇宙技術未来創造室」を設立しました。この取り組みは、土木事業および建築事業において培ってきた当社の強みをコア技術として新たな技術を創造し、宇宙開発に応用することで、未来の宇宙開発に向けた新たなチャレンジを行う革新的なプロジェクトです。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/411633/LL_img_411633_1.jpg
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現在の世界の宇宙産業の市場規模は約54兆円であり、2040年までにその規模は約140兆円に達すると予測されています。このような市場の成長を背景に、当社の強みを発揮できる分野として、宇宙開発分野での技術革新と事業拡大を目指します。
当社は、創業以来、建設業界において数々のプロジェクトを手掛け、国内外の社会インフラの整備に貢献してきました。大規模災害への対応や2050年カーボンニュートラルの実現等、地球規模の社会課題解決に対しても独自技術による対応を進めています。
既に多くの組織・企業が宇宙開発分野で活発な活動を見せる中、当社はそのスタートとして月面開発をターゲットとします。具体的な取り組みとして、筑波大学システム情報工学系 構造エネルギー工学域の松島 亘志(たかし)教授とともに、天体の表層を覆う土の土質力学的特性を明らかにし、それらを建設基盤・資材とするための共同研究を開始しました。
また、当社は「建設業界で最も従業員を大切にする会社の実現」を掲げ、従業員のキャリアアップの強化を図っています。これは従業員一人ひとりの成長を支援し、創造力と技術力を最大限に引き出すことを目指すものでもあり、近未来の月面利用に向けた新たなチャレンジは、その一つの「道しるべ」になるものと考えています。

当社はイノベーティブな活動として、これまでも国内外の企業や大学と連携し、ゲームチェンジャーとなる技術の開発を推進してきました。今後、これらの連携をより強化して技術革新を加速させ、宇宙開発という新たなフロンティアに挑戦することで、事業基盤を積極的に拡充していきます。
情報提供元: @Press