八木景子監督が製作発表した「Behind THE COVE」(2015)は、2010年にアカデミー賞を受賞したイルカ漁を批判した作品「ザ・コーヴ」に対する反論映画として話題となり、世界中のメディアは「初めて日本からの反論だ」と報じた。
前作から8年かけて二作目の「鯨のレストラン」を完成させた。八木監督は、「鯨のレストラン」では、前作「Behind THE COVE」では描ききれなかった「クジラ食がどういったものか」と「クジラの科学データ」を描いていると説明。 賛否が大きく分かれるクジラ食、クジラ店での撮影は難しく、「クジラ店の様子を伝える映画」は製作が困難だと感じていた。しかし、八木監督の前作「Behind THE COVE」を知るクジラ店から撮影の快諾を得て、「鯨のレストラン」を完成させた。
また、このタイミングでJapan Film Festival Los Angelesから選出され、9月14日には、同時期にロサンゼルスで同時に上映される。ロサンゼルスの劇場公開後、ニューヨークで、21日(土)には世界的に有名なApollo theater、27日(金)から1週間Village East Cinemaで上映を行う。なお、現在、活動資金集めを同時に行なっている。