システム開発会社PRUM(代表取締役:岩本 稜平)は、2024年8月29日より、社外のエンジニアを対象とした教育サービス「PRUMエンジニア留学 for Biz」を開始し、2024年度研修プログラム参加企業を募集いたします。
「PRUMエンジニア留学 for Biz」は、PRUM独自のプログラムで、活躍したいすべてのエンジニアの方々が、自分だけに合わせた目標設定で学ぶことが可能です。その第一期参加企業を本日(8月29日)より https://studyabroad.prum.jp/biz/ にて募集開始いたします。なお本プログラムは経済産業省より「第四次産業革命スキル習得講座」として認定されたコースもございます。
◆「PRUMエンジニア留学 for Biz」開始の背景:エンジニア教育の必要性 日本ではエンジニア不足が危惧されています。2019年発表の経済産業省の資料によれば2030年には約79万人のIT人材が不足すると指摘されています。 しかしエンジニア不足の本質は「良いエンジニア」が足りないことだとPRUMは考えます。良いエンジニアとは、プロジェクトをリードし、顧客の叶えたいことを実現できるエンジニア。そして良いエンジニアになるためには、適切な方法で教育を受け、適切な時間をかけることが必要です。 しかし日本には「良いエンジニアの定義」がなく、その良いエンジニアを育成するための教育メソッドも確かではありません。さらには良いエンジニアになるための教育を受けていなくても、エンジニア不足を背景として雇用が生まれていました。その結果、プロジェクトが顧客の思うように進行せず、エンジニア不足も解消されない状況が生まれていました。 これをPRUMでは「エンジニア不足の負のスパイラル」と捉え、その解決に取り組むべきだと考えました。体系化したエンジニア教育を通じて「良いエンジニア」を増やすことで、日本のシステム開発を前進させ、社会が有機的に機能することに貢献します。
◆PRUMエンジニア留学 for Bizとは? 有職者で、これからエンジニアとしてスキルを磨いていきたい方、これからエンジニアになりたい方を対象とした教育プログラムです。PRUMは、システム開発会社として多くのプロジェクトに携わってきました。その中で培った、エンジニアが成長するためのノウハウを基にこのプログラムを開発しました。 その独自性はロードマップにあります。エンジニアのキャリアは、テクニカルな専門性を究める方向で捉えられることが多く、それ以外のキャリアをイメージされることが少ないのが現状です。ですが、実際にはテクニカルを究める方向以外にコンサルタントとして顧客と向き合う方向の2つが存在します。この2方向でキャリアを捉え、5年後にどのようなエンジニアとして活躍したいかを設定し、逆算してスタート地点から日々の業務に取り組めるようになっています。 これまで、日本にはエンジニアのスキルと教育方法が明確には定義されておらず、成長できるかどうかは本人に委ねられていました。しかし「PRUMエンジニア留学 for Biz」では、その時々のフェーズに応じて、どのようなスキルをどのように習得していけば良いか、詳細に体系化しました。これにより、成長したいエンジニアであれば、どなたでも成長できるプログラムになっています。 エンジニアは、なりたい職業ランキングでも上位に入る職業です。しかし成長の仕方がわからないことで離職してしまうことも考えられ、そういった機会損失がなくなるように設計がされています。またエンジニアの成長は、システム開発全体の生産性向上にも寄与し、リソース配分などにもプラスの作用をもたらします。
◆「PRUMエンジニア留学 for Biz」の独自性「ヒューマンスキル」の向上 これまで、エンジニアのためのプログラミング研修はビデオ視聴や講義などの座学が多く取り入れられていました。そのような研修は実務からは遠く、研修を受けたものの活躍できなかったエンジニアの方も一定数いたと考えられます。その理由は、システム開発の現場はチーム開発であることが挙げられます。システム開発の仕事は一人で完結することは無く、色々な人と関わり合いを持って進められていきます。個人で行う作業だけではなく、チームの中でどのようにコミュニケーションをするのか、報告や質問の仕方も重要になってくるのです。
「PRUMエンジニア留学 for Biz」は、システム開発を実践できるために必要なスキルから逆算し、チームでどのように業務に取り組むべきか、個々のスキルをどのように獲得すべきかが体系化されているのです。 また本プログラムには経済産業省より「第四次産業革命スキル習得講座」として認定されたコースもあります。第四次産業革命スキル習得講座認定制度とは、IT・データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度で、認定された民間講座は最大70%オフで受講することができます。 また、プログラムの内容は、お申し込み企業のレベルに応じてオーダーメードで改良が可能で、IT課題に合わせて変更できます。プログラム開始の特典として、先行お申し込み3社にはモニター割引価格で提供いたします。
◆ご参考:参加者の声 「PRUMエンジニア留学 for Biz」は、これまで提供してきたエンジニアが個人として参加できる「PRUMエンジニア留学」を企業向けにアップグレードしたプログラムです。「PRUMエンジニア留学」に参加されたエンジニアの声の一部をご紹介します。
◆代表コメント PRUMは創業5期目のスタートアップです。課題を見つけてチャレンジし続けることで成長し、社員も増えています。私自身がエンジニアとして挫折した過去があります。エンジニアとして成長するために、毎日勉強し続けましたが、空回りして成長できない期間もありました。振り返ると、その時々にどんな努力をすれば良いのか、長期的な視点で自分のキャリアを組み立てられないことが原因だと気づきました。そのために努力の仕方がわからず、努力を続けるためのマインドを持てなかったのです。これからエンジニアになりたい人には、私のような経験をせず、効果的な努力を重ねられるようになってほしいと考え、「PRUMエンジニア留学 for Biz」をつくりました。
エンジニア不足は、成り手がいないのではなく、可能性に溢れた人たちが「やり方」を知らないがために挫折してしまうことが原因だと私は考えます。これをなんとかしたいのです。PRUMには未経験からエンジニアになる人も多いですが、多くの人がスキルを高めて活躍しています。そのポイントは、体系化されたロードマップに基づいて学んでいることです。システム開発は、どんな案件もオーダーメードです。決まった型が無く、どのように質の高い開発を進めるか、が重要になります。しかし現時点では、非常に多くの無駄が発生してしまっています。これらを改善し、システム開発の質を高めるためには「良いエンジニア」がもっと必要です。そのためには体系化された教育が重要です。 良いエンジニアがPRUM以外の企業からも誕生して欲しいと願い、「PRUMエンジニア留学 for Biz」を開始いたします。