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GfK/NIQ Japan(東京:中野区)は、全国のメガネチェーン店における視力矯正用メガネレンズとコンタクトレンズ販売店*におけるケア用品の販売実績を元に、市場規模相当に拡大推計し8月20日に発表した。
2024年第1四半期(4‐6月)のメガネレンズの販売は、枚数前年比2.9%増となった。レンズタイプ別に見ると、単焦点レンズが2.3%増、累進屈折力レンズが4.7%増と両タイプともに前年を上回った。
メガネレンズ全体の税抜き平均価格は、レンズ1枚当たり4,149円と前年の同時期から2.7%上昇した。レンズタイプ別では、単焦点レンズが4.9%上昇した一方、累進屈折力レンズは0.7%の下落となった。
また、メガネレンズ全体の販売金額前年比は5.7%と枚数前年比を上回った。枚数ベースで構成比の高い単焦点レンズが好調に推移し、平均価格も上昇した事が市場を牽引した。
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2024年第2四半期(4‐6月)のコンタクトレンズケア用品の販売は、金額前年比11.3%減とマイナスで推移した。店頭では11.5%減、インターネットは11.1%減となり、各チャネルで二桁の減少となった。
タイプ別ではハードレンズ用MPSが金額前年比2.8%減とマイナスとなり、ソフトレンズ用MPSでは金額40.6%減とマイナス幅が第1半期に続いて拡大した。同じソフトレンズ用でよりプレミアムなタイプとなる過酸化・ポピドンヨードは金額前年比0.5%減とほぼ同程度に収まった一方、容量ベースでは第1四半期からプラス成長が続いている。1リットル当たりの税抜き平均価格はソフトレンズ用MPSが1,248円で前年同期比から8.1%ダウン、過酸化・ポピドンヨードでも12.4%減の2,362円と価格が下がる動きが続いている。
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*コンタクトレンズ専門店および眼鏡専門店(インターネット販売を含む)を集計対象としております。