株式会社プライバシーテック(本社:東京都港区、代表取締役:山下 大介、以下「プライバシーテック」)は、企業のAI・パーソナルデータ活用推進にあたり、プロフェッショナル人材「BGI(Business and Governance Integrator)」による常駐型支援事業を2024年8月26日より開始します。
BGI(Business and Governance Integrator)は、急速に進化するAIやデータテクノロジーの活用にともない、より複雑化するガバナンス対応の知見と経験を備えたプロフェッショナルとして、当社が定義した、AI・データ社会の新たな専門人材です。
現代のビジネス環境において、企業は迅速なイノベーションと市場への対応力が求められる一方で、規制遵守やリスク管理といったガバナンスの強化も不可欠です。この二つの要件を両立させることが企業の競争力の鍵となります。そこで、当社は「BGI(Business and Governance Integrator)」という新しい役割を定義し、企業のAI・パーソナルデータ活用における、ビジネスとガバナンスを統合した成長支援を図ります。
BGI(Business and Governance Integrator)は、企業のビジネス戦略とガバナンス要件を深く理解したうえで、AI・パーソナルデータ活用部門(施策担当者)とガバナンス部門(法務部等)や一般生活者を含む外部有識者の間に介在し、コミュニケーションを推進する結節点としての責任を負います。具体的には、次のような役割を果たします。
1. ビジネス戦略とガバナンスの橋渡し
○BGI(Business and Governance Integrator)は、事業部門とガバナンス部門の連携を強化し、双方の理解やインセンティブのギャップを埋め、建設的な解決策の発見につながる、正確で円滑な対話を支援します。
2. 最適なレビュアーの任命
○国内外で日々アップデートされる法令やガイドラインに加え、企業が施策を実施するうえで社会的な受容性や倫理的観点を評価することへの重要性がますます高まってきています。BGI(Business and Governance Integrator)はこのような観点への懸念や対応策について、業界特性や施策種別にマッチした最適な外部レビュアーの任命を行います。
プライバシーテックは、BGI(Business and Governance Integrator)というプロフェッショナル人材を通じて、企業全体の統治能力を高めつつ、AI・プライバシーガバナンスを自動化・効率化するプロダクト開発を進めています。複雑性を増す社会における課題解決を、人とAI(プロダクト)を統合したソリューションによって、社会の発展と企業の持続的な成長につながる、ガバナンスの民主化を実現してまいります。