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咽頭結膜熱はアデノウイルスによる感染症で、「発熱」「のどの腫れと痛み(咽頭炎)」「結膜炎」の3つの症状が出るのが特徴です。夏に幼児や小学生の間で流行しやすいため、ヘルパンギーナ、手足口病と並んで、「子どもの三大夏かぜ」の1つともいわれますが、近年では春や秋に流行するケースも増えており、子どもだけでなく大人がかかることもあります。
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7月17日に新着公開した「咽頭結膜熱」では、黒木 春郎 (くろき・はるお)先生に原因、症状、治療・対処法や予防法について詳しくお伺いしました。


◆新着情報 専門医によるヘルスケアアドバイス 疾患ナビ 「咽頭結膜熱」


https://www.taisho-kenko.com/disease/632/


<目次>
・咽頭結膜熱の原因
・咽頭結膜熱の症状
・咽頭結膜熱の治療・対処法
・咽頭結膜熱の予防法
咽頭結膜熱は、感染力が強いウイルスです。ホームケアの際は、家庭内感染に注意してください。発熱では高熱が出て、解熱までの期間も長めです。40℃前後の高熱が4~5日、時には1週間ほど続くこともあるということも心得ておくとよいでしょう。
なお、咽頭結膜熱は、以前はプールの水やタオルの共用によって感染することから「プール熱」と呼ばれていましたが、塩素濃度基準を満たしたプールで、なおかつタオルの共用をしない現代では、プールで感染することはほとんどありません。
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【監修者プロフィール】
こどもとおとなのクリニック パウルーム 院長
黒木 春郎 (くろき・はるお)先生
千葉大学医学部卒業。医学博士。千葉大学医学部臨床教授。公認心理師。千葉大学医学部関連病院勤務を経て、1998年千葉大学医学研究院小児病態学教官。2005年外房こどもクリニック開業(千葉県いすみ市)を経て、08年医療法人社団嗣業の会理事長、23年より「図書室のなかのクリニック」をコンセプトにした、こどもとおとなのクリニック パウルームを東京都港区に開業。日本小児科学会専門医・指導医。日本感染症学会専門医・指導医・評議員。日本遠隔医療学会理事。著書に『駆け抜けた17年』(幻冬舎)、『プライマリケアで診る小児感染症 7講』(中外医学社)、共著『最新感染症ガイド R-Book 2018-2021』(日本小児医事出版社)ほか多数。
■ご参考
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