●黒田泰蔵(くろだたいぞう)について 1946年滋賀県能登川町生まれ。陶芸家。1967年、渡仏先で出会った陶芸家の島岡達三の紹介でカナダ・ケベック州の陶芸家ゲータン・ボーデンに師事、陶芸を始める。1978年製陶会社シアルでブランディング・ディレクターを務めたのち、1980年に帰国。翌1981年に静岡県松崎町にて築窯。1984年渋谷パルコ・コートIIIに「セラミックスタジオTAIZO」を構える。1991年に白磁作品の制作を開始し、生涯にわたってその極致を探求する。作品集「White Porcelain」、「Taizo Kuroda」、「A day in February with light」ほか、著書に「黒田泰蔵 白磁へ」がある。2021年、75歳で逝去。
●BAG-Brillia Art Gallery-について 2021年10月に、東京都中央区京橋にオープンした、東京建物のアートギャラリーです。「+1」「+2」という2つの展示スペースで構成されています。 東京建物は、建物の提供だけでなく、さまざまなサービスを通して豊かな暮らしを提案する“住まいのトータル・ブランド”としてマンションブランド「Brillia」を展開してきました。建物やデザイン、インテリア選びなどはクリエイティブな活動であることから、さまざまなアート作品には暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考えています。 今後もBAG-Brillia Art Gallery-では、アートがもつ「空間を洗練させる力」に注目し、さまざまな視点から、日々の暮らしを彩る一つの体験となる企画を考案していきます。