■概要 スイス・ジュネーブにある世界最大の加速器施設CERNで行うBeamline for Schoolsでは世界中から毎年高校生の素粒子実験提案を受け付けており、日本の高校生グループSakura Particlesは過去最高の461件の中から見事に選ばれました。日本の中高生が大型加速器施設で素粒子実験を行うのは初めての快挙になります。
コーチ:河野理夏子(The Australian National University・M1) 大学1年生から加速キッチンスタッフとして複数の中高生グループの探究指導を行っている。2023年から加速キッチン参加中高生のBeamline for Schools応募の支援を行っている。 - 青葉山の面々 https://www.sci.tohoku.ac.jp/aobayama/kono_r.html
■用語解説 Beamline for Schools:大型加速器施設であるCERN(スイス)とDESY(ドイツ)によって行われている高校生国際素粒子実験コンテスト。採択されたチームは旅費支給の上で現地に招待され、2週間かけて提案した素粒子実験を研究者とともに行うことができる。今年度は461件の申し込みがあり、日本、エストニア、アメリカの3チームが採択された。