■POOL SIDE GALLERYについて 九谷焼の伝統が根付く金沢と、現代アートの領域で活動するアーティストが融合し、新たな試みをスタートさせます。POOL SIDE GALLERYは2024年春、日本の伝統やアートシーンを牽引する都市である東京、大阪、京都、そして金沢を繋ぐ場として、新進気鋭のアーティストたちによる化学反応を観測する実験室として、金沢の地から現代アートを発信する場をオープンいたします。
■5名の若手アーティストによるグループ展、「ALLOS and ERGON」について ギャラリーのオープンに先がけ、金沢、東京、大阪、京都、各都市に所縁があり、現代アートシーンで注目を集める若手アーティストたちによるグループ展を開催いたします。参加作家は、磯村暖、沖見かれん、中田愛美里、國分莉佐子、吉田桃子の5名です。 展覧会タイトルの「ALLOS and ERGON」とは、「ERGON」はギリシャ語で「作品(の本質)」の意味を持ちますが、2つの語が合わさると「変わった-作用」という語句になり、所謂「アレルギー」の語源にもなっています。本展はタイトルの意味の通り、社会問題に向き合い、インスタレーションや彫刻など様々な表現を行いながら国内外で活動する磯村をはじめ、各々異なるテーマと技法で絵画表現に取り組む沖見かれん、國分莉佐子、吉田桃子、彫刻を用いて独自の物語を展開する中田愛美里に至るまで、新しい表現が一堂に会した時、互いにどう反応しあうのか、また、後世にどういった意味を引き起こすのか、鑑賞者の方々に訴えかけるメッセージとなっております。