■製品化の背景 民間企業の研究開発部門や大学・官公庁の最先端の研究開発テーマにおいて、年々シミュレーションによる研究開発が加速しています。特に自動車市場ではMBD(Model Based Design)が推進されている中、ハイスピードカメラの役割も変わりつつあります。ハイスピードカメラは現在でも主に実験現場での活用がされていますが、撮影後の解析においても重要な役割が求められ、ニーズも多様化しています。その一つとして、実験とシミュレーションの比較・解析に関する要望があり、近年増加傾向にあります。 当社ではこのようなニーズに応えるべく、シミュレーション結果や実験撮影データを簡単に比較・計測できる開発支援ビューワー『TimeSpaceView』を発売いたします。このツールはシミュレーションから出力される時系列の3Dモデル、変位とハイスピードカメラで撮影した2D動画を入力、重ね合わせを行い、動きの違いを観察、実測することができます。 『TimeSpaceView』は、製品開発に関わる部門間でのコミュニケーションツールとして、お客様のMBD(Model Based Design)開発の効率化に貢献します。