情報数理学部バナー
学長 村田 玲音
開放的で国際交流も活発な横浜キャンパスのシンボルであるチャペル
2025年秋使用開始予定の新校舎/演習室や研究室、大型計算機設備、PBL専用教室などを設置予定
明治学院大学(東京都港区、学長:村田 玲音)は、2023年9月4日、文部科学大臣からの認可を受け、明治学院大学として初となる理系の新学部「情報数理学部」を2024年4月に開設します。
情報数理学部Webサイト
https://www.meijigakuin.ac.jp/academics/faculty/mathematical_informatics/index.html
※随時更新予定です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/367656/LL_img_367656_1.png
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【新学部「情報数理学部」概要】
学部名称 :情報数理学部
学科名称 :情報数理学科
学生定員 :1学年80名
学位名称 :学士(情報数理学)
キャンパス:横浜キャンパス(神奈川県横浜市戸塚区)
【要旨・目的】
明治学院大学は、その淵源である1863年のヘボン塾開設から、一貫して時代に必要な教育の実現を目指してきました。
この度、その教育の実現および大学の教育の範囲拡充を目指して、明治学院大学として初となる理系の新学部『情報数理学部』を設立することにいたしました。情報数理分野は急速に発展しており、社会的な要請が高まっている分野です。社会の動きに合わせて大学の教育を拡充し、卒業生の活躍の場を拡げることが大きな目標です。
大学は真理を探究する研究・教育機関であり、自然科学もそれに重要な視点を提供してきました。明治学院大学もここで理科系の学部を備えることになり、教育理念“Do for Others(他者への貢献)”のもとで、University(総合大学)としていっそうバランスのとれた人材を育成し、世に送り出そうと考えています。
明治学院大学は常に多様性を追求してきた大学です。今回、そこに新たに理系の背景をもった教員や学生が仲間として加わります。キャンパスで様々な文化背景を持った学生が出会い、交流し、共同で作業することで、他者を理解し、共生社会の担い手となってほしいと願っています。
【情報数理学部について】
近年、AI(人工知能)を中心とする情報技術が急速に発展し、社会を変えつつあります。文部科学省による数理・データサイエンス教育の推進、内閣府によって提唱されたSociety 5.0などにより、今後情報数理分野はさらに重要性を増し、情報数理を修めた人材が求められていくでしょう。本学の情報数理学部は、情報技術の動きを数理の立場から学んでいこうとする学部です。
情報数理分野では、ICT(Information and Communication Technology)を活用した授業やPBL(Project Based Learning)など、新しく柔軟な形態の教育が開発され、既に実施され始めています。明治学院大学もこうした教育をとりいれ、これまで培ってきた教育方法や内容と組み合わせながら、新時代に向けてさらに発展した授業を展開します。
本学部は文部科学省の「令和5年度大学・高専機能強化支援事業(成長分野をけん引する大学・高専の機能強化に向けた基金)」の支援1に選定されました。この事業は、デジタル・グリーン等の成長分野をけん引する高度専門人材の育成に向けて、意欲ある大学や高等専門学校が成長分野への学部転換等の改革に予見可能性をもって踏み切れるよう、機動的かつ継続的な支援を行うものです。
【養成する人材像】
<人材像 1>
情報科学の急速な技術革新に対応できる数理的理解に基づいた応用力・問題解決能力を身につけ、自らの専門性を拡げていくことができる人材
<人材像 2>
人とAIが高いレベルで共存する近未来において重要となる高度情報通信技術(高度ICT)を利活用し、国際的なリーダーシップを身につけた人材
<人材像 3>
多様な学問領域の存在を意識し、明治学院大学の教育理念である“Do for Others(他者への貢献)”を情報科学の力で実現することができる高い倫理性を持った人材
【教育の特徴】
<数的理解力>
数学的素材で組み立てられた情報科学分野の速い変化に適応できる、数理的理解力を身につける教育
<高度ICTの利活用>
数理科学を基礎教養とした情報科学を学び、これからのコンピュータやAIで何ができるかを知る教育
<社会とのつながり>
情報倫理に配慮し、情報・数理科学と社会との接点や連携を強く意識させる教育
<国際社会での活躍>
修得した高度ICTのスキルを国際社会で活かし、世界から情報を得て、自らも発信することができる教育
【カリキュラムの特色】
3・4年次のコースを「数理・量子情報」「AI・データサイエンス」「情報システム・セキュリティ」に分類し、学生の志向や卒業後の進路に合わせて、どの分野を重点的に履修するかを選択可能とします。
課題解決型のProject Based Learning(PBL)科目を3年次に配置し、実際の企業で行われているようなプロセスを体感できる実践的教育を提供します。
【明治学院大学 学長 村田 玲音からのメッセージ】
私たちがものを考え、判断を下すとき、頭の中では何が起きているのでしょうか?どんな情報がどんな方法でやりとりされているのでしょうか?人間の頭脳は常に人々の驚異と興味の対象でした。近年の情報科学の発達は、コンピュータの能力を部分的に人の思考に近いレベルまで引き上げました。近い将来、私たちの社会にはAI(人工知能)が仲間として加わってくると言われています。
明治学院大学は開学以来、設置する初めての理系学部として『情報数理学部』を選びました。ここでは数学や情報科学を使って、AIの能力や未来の可能性を探ります。また、人間にとってAIとうまく付き合うにはどうすればいいのかについて考えます。情報数理学部が扱う分野は非常に若く、しかも急速に発展しています。
若い学生の皆さんがここで身につけた知識を使い、世界の情報分野で活躍してくれることを願っています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/367656/LL_img_367656_2.jpg
学長 村田 玲音
【明治学院大学 横浜キャンパス】
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/367656/LL_img_367656_3.png
開放的で国際交流も活発な横浜キャンパスのシンボルであるチャペル
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/367656/LL_img_367656_4.jpg
2025年秋使用開始予定の新校舎/演習室や研究室、大型計算機設備、PBL専用教室などを設置予定
□■明治学院大学について■□
創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年である今年創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を設置します。
https://www.meijigakuin.ac.jp
情報提供元: @Press