積水ハウス 住生活研究所「生活定点調査 子育て」 2018年(N=2100)


フルフラットのオープンなスペースで、家族みんなが家事に参加しやすいキッチン


キッチンとつながることで、コミュニケーションが生まれやすいダイニング


子ども目線の収納で、お皿選びや準備など小さな頃からお手伝い

積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。
お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第59弾として7月14日に、“家族みんなで家事に参加できる工夫をふんだんに取り入れられた家にお住まいのご家族”のストーリーを公開しました。


■子どもはお手伝いをしていますか?多くの家事は、お手伝い実施率3割以下
ようやく梅雨が明け、夏本番。子どものいるご家庭では、もうすぐ夏休みですね。ところで皆さんのご家庭では日頃、子どもは家事に参加していますか?

積水ハウスの調査によると、高校生までの子どもが最も多く参加している家事は、「食器を下げる」で、「よくする」または「たまにする」と回答した割合が79.4%でした。「食器や料理を運ぶ」が65.0%、「ゴミの分別」が39.0%と続きます。子どもも、自分が食べるものを運んだり片づけたり、自分が出したゴミの分別をしていることが予想されます。

一方、家族みんなのためのお手伝いの実施率はどうでしょうか。「洗濯物をたたむ・しまう」「食事をつくる」も3割以上の子どもがお手伝いしていますが、「よくする」と回答した人は1割にも満たない結果となりました。さらに、リビングやお風呂の掃除、洗濯機を回したり洗濯物を干したりなど、その他の様々なお手伝いについて「よくする」「たまにする」子どもは、3割を下回りました。子どもが参加している家事は非常に限られていることがわかります。

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積水ハウス 住生活研究所「生活定点調査 子育て」 2018年(N=2100)

お手伝いに対する意識について、高校生を中心とした学生に本音を聞いたところ、約半数が「面倒だから」(49.5%)*という結果になりました。

家族みんなのために行う家事のお手伝いを、「面倒」と言われてしまうのは悲しいですね。どうしたら楽しく、積極的にお手伝いができるのでしょう。

今回ご紹介するのは、埼玉県の積水ハウス社員・Sの住まいです。小学校4年生の長女・H様は、積極的に家事に参加されているそう。自宅には、家族みんなで家事に参加できる工夫がふんだんに取り入れられています。

*積水ハウス納得工房アンケート「お手伝いについて(学生向けアンケート)」2020


■「見えるキッチン」で家事への参加意欲がアップ
Sの住まいの中でも、特にキッチン空間は、多くの工夫が取り入れられています。

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フルフラットのオープンなスペースで、家族みんなが家事に参加しやすいキッチン

昨今は手元を隠すキッチンも多い中、あえてフルフラットのペニンシュラ型を採用しています。コンロの前に壁が無いため、ダイニング側からも手伝いやすくなっています。長女・H様は、ここから食事をサーブしたり、食べ終わった食器を片づけたりとよくお手伝いをしているそうで、「小さいころから自然と運ぶ習慣がついた」とSは話します。

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キッチンとつながることで、コミュニケーションが生まれやすいダイニング

また、キッチンの様子が見やすい点も、お手伝いにつながるポイントです。S自身も料理をしますが、長女・H様が様子を見に来ることも多いそう。「見えるキッチンは娘の自立心や、料理をやってみたい気持ちにつながっている」とS。長女・H様は、“野菜を切る”、“味付けをする”など料理を行う機会も多いそうです。

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子ども目線の収納で、お皿選びや準備など小さな頃からお手伝い

もう一つの工夫は、カップボードの下側の引き出し収納です。大小さまざまな種類の食器が収納されており、子どもの目線に合わせているため簡単に取り出すことができます。

冷蔵庫の奥は収納空間。リビング・ダイニングから見えないように設え、ゴミ箱も置かれています。
「食事のごみはもちろん、愛犬のペット用品などのごみも出ます。娘はごみ捨てもよく手伝っていて、燃えるゴミ、プラスチック、ビン・カン・ペットボトルなど、細かいごみの分別もしっかりできています」。


■家族みんなで一緒に、家事が団らんの時間になる
続いては、子どもが片付け習慣をつけられるような工夫をご紹介。リビングの窓際には、ボックス収納が置かれています。ここは、長女・H様の収納です。ボックスごとに「ぬいぐるみ」「工作グッズ」などのネームを付け、しまう場所を決めています。

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子どもが片付けやすい工夫ですっきり、片付けを習慣化

「これによって娘の片付け習慣がついたという実感があります。多くのご家庭では、そこからものを片づける『整頓』に加え、いらないものを見極めたり断捨離したりする『整理』も苦労しているのではないでしょうか。私の家では、ものがこのボックス収納に入りきらなくなったら、上の階にある大きな収納に移す、手放すなど、それ以上ものを増やさないようにしています。そうすることで、しまう場所だけでなく、しまうものや量を考える習慣を提供できていると思います。」とSは話します。

またこのボックスはあえて作り付けにせず、子どもの成長に合わせて可変性を持たせています。

もう一つ、手間取りがちな洗濯物は、みんなで畳むのが家族のルールです。2階のルーフバルコニーに干した洗濯物をリビング・ダイニングに取り込んで、それぞれ自分の衣類を畳みます。
長女・H様は、庭の掃除や落ち葉拾いを行ったり、Sが枝の剪定をしているときに切り落とした枝をごみ袋に入れて手伝ったりなど、庭仕事にも参加されているようです。

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庭の掃除や落ち葉拾い、葉の剪定時のお手伝いも

家族で協力しながら家事をすることの多いS一家。妻・A様が「家事を一緒にやること」を心がけていらっしゃるようです。もしかすると長女・H様にとって家事は、負担ではなく、家族と一緒に過ごせる楽しい時間なのかもしれません。

夏休みは子どもも一緒に家事をする絶好の機会です。Sの住まいを参考に、皆さんも家族で楽しみながら家事をしてはいかがでしょう。
また積水ハウスでは、家族みんなで家事をラクして楽しめる「トモイエ」など、家事のしやすい住まいをご提案しています。ぜひそちらもご覧ください。


<商品情報>
トモイエ
https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/ideas/lifestyle/share-housework/
情報提供元: @Press