エアコンの効きに影響を及ぼす部品とその役目、確認方法


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エアコンが効かない原因には、自分で解決できるものとプロに依頼するべきものがあります。買い替えも検討しなくてはいけない原因もあるでしょう。正しく対処すれば、不要な出費をせずエアコンも長持ちします。
株式会社駅探(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金田直之)が運営するメディア駅探PICKSハウスクリーニング(https://ekitan.com/media/house-cleaning/)ではエアコンが効かない7つの原因とその対処法を解説する記事コンテンツを公開いたしました。(記事公開日:2023年5月26日)


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エアコンが効かない7つの原因を解説!対処法を知って快適に過ごそう【監修者監修】 - 駅探PICKSハウスクリーニング : https://ekitan.com/media/house-cleaning/air-con-does-not-work/


エアコンが効かない原因と対処法


エアコンが効かない、よくある原因を7つご紹介します。また、それぞれの対処法もあわせてみていきましょう。
原因1:リモコンの電池が切れている
原因2:室内機に汚れがたまっている
原因3:室外機に汚れがたまっている
原因4:室外機周辺の環境が良くない
原因5:部屋とエアコン能力が合っていない
原因6:エアコンの部品の故障・劣化
原因7:エアコンの冷媒ガスが漏れている
原因のうち、1から5は自分でも対応できる内容を含みます。6と7の原因については自己判断が難しいため、専門業者へ依頼したほうが早く対処できるでしょう。


原因1:リモコンの電池が切れている


エアコン本体ではなく、リモコンの電池が切れたことで電源が入らなくなっている可能性があります。長期間使用していない場合は電池を外していることもあるため、確認してみるとよいでしょう。
電池残量に問題がなくても、リモコンとエアコンの間に障害物がある場合は反応しないことがあります。エアコンの受信部に強い光が当たっている状態も同じです。


対処法:リモコンの電池残量や障害物を確認する


電池を交換する前に、リモコンの表示が説明書通りに表示されているか確かめましょう。表示されていない場合は、新しい電池を入れてもう一度確認します。
エアコンに日光が当たっている場合は、カーテンを閉めてリモコンをしっかりエアコンに向けて操作してみましょう。エアコンとの距離や角度によっても反応しない場合があります。
電池を交換してもリモコンが反応しない、画面表示も変わらないという場合は、リモコン本体が故障している可能性があります。エアコン本体に原因がないことを確かめたうえで、純正リモコンを再度購入、または汎用リモコンを使用しましょう。


原因2:室内機に汚れがたまっている


室内機のフィルターや吸い込み口、吹き出し口付近に汚れがたまると、エアコンが部屋の空気を吸い込みにくくなったり、風を送る能力が低下するため、エアコンが効かない原因になります。
なぜ、室内機に汚れがたまるとエアコンの効き目が悪くなるのでしょうか。エアコンの仕組みに活用されているのは、熱が多いところから少ないところへ移動する性質です。冷房を例に挙げると、部屋の中に設置する室内機は部屋の熱い空気を取り込み、室外機に設置された熱交換器を通すと熱がより少ない所へ移動し、部屋の中には熱が少なくなった空気が戻ります。
つまり、エアコンの室内機のフィルターや吸い込み口に汚れがたまると、部屋の中の熱い空気を吸い込むことができません。結果として空気を冷やして吐き出すことも難しくなるため、部屋の中の空気が冷えず、エアコンが効かない原因となってしまいます。
ここで注目したい室内機のチェックポイントは、次の3つです。
フィルターにほこりや汚れがたまっていないか
風から異臭がしないか
吸い込み口を家具などでふさいでいないか
以上のポイントをチェックしたうえで、フィルターや内部の掃除を行ってみましょう。


対処法1:自分でエアコンを掃除する


近年はお掃除機能付きのエアコンもありますが、機種によってはフィルター表面の掃除しかできません。定期的に自分で掃除をしないと、隅や内部にほこりがたまってしまいます。説明書を確認しながらフィルターを取り外し、水洗いをしてほこりを取り除きましょう。以下は、基本的なフィルター掃除の手順です。
電源を切りコンセントを抜く
エアコンの外側の汚れをふき取る
取扱説明書に沿ってカバーまたはフィルターを取り外す
ルーバー(下側のカバー)を取り外す
各パーツを水洗いする
しっかりと乾かす
本体のほこりを掃除機などで取る
パーツをもとに戻す
注意したいのは、自分でできる範囲の室内機掃除には限りがある、ということです。自分でパーツを分解するのが怖い、掃除している時間がないという場合には、プロの業者へ依頼することも考えましょう。


対処法2:プロの業者に依頼する


自力で掃除するのではなく、プロに依頼してエアコンの分解洗浄をしてもらったほうがよいのは、次のような状況の場合です。
フィルター以外の分解しないと届かないような内部にほこりがたまっている
結露ができてカビが生えており、異臭がする
自分で掃除してみたもののエアコンが効かない
エアコンを掃除している時間がない
自分だけではエアコンを分解するのが不安
プロに依頼する際は、基本料金に含まれる作業範囲がどこまでかよく確認して選びましょう。オプションが高額になってしまったり、交通費がかかってしまうこともあるためです。
プロに依頼すれば、自分で出来ない範囲もクリーニングしてもらえます。室内機の汚れが原因だった場合は、エアコンが効くようになるでしょう。


原因3:室外機に汚れがたまっている


室外機は雨風にさらされるため、砂ぼこりなどが詰まってしまいがちです。室外機に汚れがたまると、室内の空気から取り除いた熱を、室外機がうまく排出できなくなります。そのため、風量が低下したり、消費電力が増大したりとエアコンが効かない原因になってしまうのです。


対処法1:自分で室外機を掃除をする


正面にある空気の吹き出し口や隙間に詰まった汚れの掃除は、自分でも手軽に掃除できます。使い古した歯ブラシなどで汚れをかきだし、掃除機で吸い取ることで効率よく汚れをとりましょう。
裏側にあるフィンと呼ばれる薄い金属板は、熱交換を行う部分です。正面にある空気の吹き出し口と同じように掃除できますが、衝撃で大きく変形してしまうとエアコンが動作不良を起こす原因にもなるため、慎重に行いましょう。
注意したいのは、水をかける方向です。室外機は野外に設置するため、上から降る雨には耐えられるようになっています。しかし、下や真横からかけられる水には弱く、故障の原因になります。


対処法2:プロの業者に依頼する


室外機から異音が響いてきたり、内部にびっしりとほこりが詰まっていることが外から見ても分かる場合があります。その場合は、エアコン専門の業者へクリーニングを依頼しましょう。
分解しないと清掃できない内部にほこりや砂などが詰まって、エアコンが効かない原因になっている可能性があるからです


原因4:室外機周辺の環境がよくない


部屋の中にある空気から取り出した熱を放出する室外機は、周りに障害物や直射日光があると、熱の放出がうまくいかなくなります。室外機周辺の環境を整えて、熱が十分に取り除かれた空気が部屋に戻るようにすることで、原因が解決されるかもしれません。


対処法1:室外機周辺のものを片づける


室外機周辺を片づける際は、ものを置かないように意識して、片づけてみましょう。
注意したいのは、生い茂った雑草や木々、外側に取り付ける室外機用のカバーです。室外機が空気を吐き出す際、邪魔になってしまう可能性があります。
ほこりが入らないようにする室外機用のケースやカバーも、製品によっては熱を内部にこもらせてしまいます。取り付ける場合は各メーカーの純正品を選ぶようにしましょう


対処法2:直射日光が当たらないようにする


直射日光が当たる場所では、室外機や周囲が熱くなってしまいます。熱をうまく交換できないため、エアコンが効かない原因となるのです。室外機が日陰になるように、すだれやグリーンカーテンを設置してみるとよいでしょう。
また、室外機の上から霧吹きで水をかけて、直接冷やすのも手です。ただし、横から水をかけると故障の恐れがあるため、濡らす場合は室外機の上部だけにしましょう。
どうしても日陰をつくるのが難しい場合は、専門業者に相談して室外機の位置をずらすのも一つです。自分で動かすと配管などに影響が出てしまい、後述するガス漏れなどでエアコンの性能が落ちてしまう可能性があります。


原因5:部屋とエアコンの能力が合っていない


エアコンの能力と部屋の広さが合っていないと、エアコンが効かないと感じることがあります。特に引っ越しなどで住まいが変わり、今までよりも広い部屋や断熱性能が低い部屋になった場合です。


対処法:取扱説明書で部屋の広さを確認する


エアコンの取扱説明書を確認して、設置した部屋の広さとエアコンが対応できる部屋の広さを確認してみましょう。エアコンの能力以上の部屋で無理に使用すると、劣化を早めたり電気代が高くなります。
部屋の広さがエアコンの能力に合っていない場合は、買い替えを検討するとよいでしょう。部屋にあう性能のエアコンなら、電気代の節約にもつながります。


原因6:エアコンの部品の故障・劣化


リモコンに問題がなく、エアコン能力と部屋の広さもあっていて、室外機・室内機の掃除をしてもエアコンが効かないことがあります。その場合は、エアコンの部品が故障・劣化していることが原因かもしれません。


対処法:専門業者に買い替えや修理を依頼する


部品の故障や劣化への対応は個人では難しいため、専門業者に相談しましょう。そのうえで、買い替えや修理を依頼するのがおすすめです。エアコンの効きに影響を及ぼす部品とその役目、確認方法を次の表にまとめたので参考にしてください。


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エアコンの効きに影響を及ぼす部品とその役目、確認方法


故障を依頼すべきかどうか悩んだら、エアコンに設置されているシールなどから、いつ製造されたエアコンか確認しましょう。
一般的にエアコンの部品は製造から10年は企業側が修理部品を保管していますが、それ以降は部品がなく修理対応できなくなる場合があるためです。部品があって修理できたとしても、割高になる可能性があります。
購入から10年以上経過している場合は、買い替えも視野に入れて検討しましょう。


原因7:エアコンの冷媒ガスが漏れている


エアコンには空気を冷やしたり、温めたりするために、冷媒ガスというものが配管内に充填されています。冷媒ガスがきちんと働かないと、他の部品やセンサーは正常であっても、エアコンが空気を温めたり、冷やしたりすることはできません。


対処法:専門業者にガス漏れを確認してもらう


冷媒ガスは、配管ミスや劣化による配管の腐食で漏れてしまうことがあります。ガス漏れが起きると、エアコン内部や室外機から伸びているホースに霜がつくため、まずは霜がついていないか確認してください。
霜が見つかり、ガス漏れが起きている可能性が高い場合は、専門業者に依頼して修理・補充をしてもらいましょう。ガスの取り扱いは専門性の高い知識が求められるため、自分で対応するのは危険です。
また、エアコンを設置してすぐにガス漏れが疑われる場合は、取りつけた業者のミスや初期不良という可能性もあります。引っ越しなどで取りつけたエアコンや、新たに購入したエアコンのガス漏れが疑われる場合は、まずは取りつけた業者に連絡を行いましょう。


エアコンを快適に使用するポイントなど、続きは公開記事をご覧ください。


エアコンが効かない7つの原因を解説!対処法を知って快適に過ごそう【監修者監修】 - 駅探PICKSハウスクリーニング : https://ekitan.com/media/house-cleaning/air-con-does-not-work/


■この記事の監修者
アースクリーン代表 西條 洋平
プロフィール
大手のハウスクリーニング会社にて3年経験を積み独立、エアコンクリーニングでは全国でも1%以下の業者しか施工することが出来ない壁掛けオーバーホールに対応


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所在地 :〒102-0083 東京都千代田区麹町5-4JPR麹町ビル
代表者 :代表取締役社長 金田 直之
資本金 :291百万円
事業内容 :乗り換え案内/時刻表/地図を中心としたナビゲーション事業、インターネットメディア事業、インターネット広告配信事業
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