「宇宙マグロのすしを食べるー魔法の水『好適環境水』誕生物語」の一説を使った進学塾・螢雪ゼミナールの4年生用模試問題


自著の「宇宙マグロのすしを食べるー魔法の水『好適環境水』誕生物語」を手にする山本准教授


螢雪ゼミナールの5年生用模試問題


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「宇宙マグロのすしを食べるー魔法の水『好適環境水』誕生物語」の一説を使った進学塾・螢雪ゼミナールの4年生用模試問題


 岡山理科大学工学部応用化学科の山本俊政准教授が著した「宇宙マグロのすしを食べる―魔法の水『好適環境水』誕生物語」の文章を使って小学校4、5年生向け国語問題が作成され、東海2県の進学塾の模試で活用されました。山本准教授は「模試問題という形で取り組みを紹介していただけるとは思ってもみなかった。研究はサステナブル(持続可能な)を目指しており、受験した児童の心に残ってくれれば」と喜んでいます。
 同書は「海水魚と淡水魚が一緒に泳げる」として知られる好適環境水の開発秘話や、研究が目指す完全閉鎖循環式陸上養殖による宇宙養殖の夢を綴っています。2021年5月、旬報社刊。
 模試問題は岐阜県岐南町の進学塾・螢雪ゼミナールが、名古屋市内の教材制作会社に委託して作成しました。4年生用は山本准教授が岡山理科大学専門学校の教員時代、カクレクマノミの養殖に苦しんだ経験について、5年生用はエネルギーの無駄遣いを減らす「フード・マイレージ」についての記述をそれぞれ使い、問題を作っています。読解力をテストするとともに、普段何気なく口にしている食べ物の課題、ひいては環境問題を考えさせるものとなっています。
 模試は2カ月に一度塾生の実力を試すもので、今回の問題は3月21~24日の模試で使用。岐阜と愛知県内の4、5年生計約600人が受験しました。螢雪ゼミナールは「SDGs(持続可能な開発目標)教育の一環で、児童が身近な食べ物について考えるきっかけになってほしいと考えて選びました」と話しています。岐阜と愛知両県に小学生から高校生向け塾37校舎を展開しています。


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自著の「宇宙マグロのすしを食べるー魔法の水『好適環境水』誕生物語」を手にする山本准教授


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螢雪ゼミナールの5年生用模試問題


岡山理科大学 : https://www.ous.ac.jp/


情報提供元: @Press