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昭和女子大学 (理事長・総長 坂東眞理子:東京都世田谷区) 国際学部の「ダブル・ディグリー・プログラム」参加学生9人が16日に本学を卒業し、プログラムを修了(2大学の学位を取得する予定)しました。卒業した学生の内訳は昨年5月に米国ペンシルベニア州立テンプル大学ジャパンキャンパス(学長 マシュー・ウィルソン、以下TUJ)をすでに卒業している英語コミュニケーション学科の学生1人と中国の上海交通大学(学長:林忠欽)に留学していた国際学科の学生8人です。今回の卒業生が協定大学の学位を取得した場合、2018年からのダブル・ディグリー取得者は延べ73人になります。
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ダブル・ディグリー生(既卒含む)
「ダブル・ディグリー・プログラム」に参加する学生は、昭和女子大学で3年間、海外の協定大学で2年間学びます。本プログラムを希望する学生は、入学後、1年前期からプログラム用の授業を履修し、3年次の秋から海外の協定大学へ留学します。それまでに定められた成績と語学力の基準を満たすことが条件となります。海外協定校へ留学中の授業料は昭和女子大学の学納金から充当されるなど、手厚い経済支援もあり、より間口を広げて多くの学生がグローバルに学べる環境を提供しています。
留学先では語学力を高めるだけでなく、その語学を使って文化や歴史、社会など、幅広い教養についても学ぶことができます。また、多様な人々と学び、協働することにより精神的にも鍛えられます。
今回、上海交通大学に留学した8人の学生は留学開始から約半年で新型コロナウイルス感染症拡大の影響で帰国を余儀なくされましたが、オンライン留学で勉強を続けました。
TUJは世田谷キャンパスの敷地内にあり、日本にいながら正規学生として米国の大学の授業を履修、学位を取得することができます。母国語レベルの英語力を前提に授業や課題への対応が求められるため、日々大変な努力を必要としますが、学生の取り組みにより卒業に至りました。
ダブル・ディグリー・プログラムは一部の大学でも提供していますが、実績として卒業生を毎年輩出している大学は非常に少ないのが現実です。本学では、協定大学が求める高い語学基準に達することができるように、学生たちは春季集中講座や学内の異文化交流プログラムに参加して語学力を鍛えます。さらに、専門的な知識と論理的思考力が留学先で求められるため、担当教員が特別指導をするなどサポート体制が充実しています。
昭和女子大学ホームページ
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