キラキラした電子音をベースに多種多様な楽器や音を駆使し、すべてのジャンルを食べ尽くしたような独創的なサウンドをコンスタントに生み出し続けているグーテフォルクが、この春、オリジナル新作シングル“No you no no me”をしました。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしています。
空気をたっぷりと含んだシンセベースのアナログなグルーヴ、Lo-fiで小気味良いビート。ゆったりとした流麗なメロディーと、たおやかで浮遊感のあるボーカルが紡ぐ、シンプルな歌詞。それに呼応するような口笛のリフレインが胸にキュンと響く。全体を通して人肌のような優しい暖かみを感じるアンビエントなテクスチャーが春の季節にぴったりな、ポスト・ドリームポップとも言えるお洒落なナンバー。Men I TrustやCrumbなどが好きなひとにも、是非おすすめしたい逸曲です。
辻川幸一郎氏本人の自宅を撮影の舞台とし、彼の日常を取り巻く静物たちをモチーフにして日々のメモ感覚で撮り溜めるストップモーション映像の断片ひとつひとつに、グーテフォルクが音をつけて返事をするショートムービー・シリーズ企画『音と映像の交換日記“No you no no me”』を2023年2月14日より1ヶ月以上にわたり互いのInstagramで毎日に投稿し続け、制作のプロセスを公開しながら時間の経過と共に一本のMVを完成させました。 また、交換日記中は“ほんじつの音ゲスト”として、カナダ・トロントのアーティスト、I Am Robot And Proud、坂本龍一やデヴィッド・シルヴィアンとのコラボなどで知られるニューヨークのアーティストTaylor Dupree、Piana、北欧の実験音楽のムーブメント仕掛け人であるOliver Duckert、日本を代表するアーティスト嶺川貴子や徳澤青弦など、国内外のアーティストを日替わりで迎え入れた音のミニコラボも敢行し、密かなる話題を呼んでいました。
■グーテフォルク PROFILE グーテフォルクは、日本の音楽家・西山豊乃によるソロユニット。1999年、竹村延和主催のChildiscレーベルより西山豊乃として活動開始。2002年に細野晴臣主催のDaisy World Discsに移籍し、Gutevolk(グーテフォルク)の名義での活動をスタート。国内外で多数の作品を発表する傍ら、国内外のライブツアー、TV番組、CM音楽、舞台音楽などを手がける。また、DJ活動や自作のミュージックビデオを公開するなどマイペースながらもユニークな足取りで活動を続けている。