日本アイ・ビー・エム株式会社では、障がいを持つ求職者を対象とした「Access Blue Program」という7ヵ月に及ぶインターンシッププログラムを実施しています。及川氏は「参加者は基礎的なスキルを学びながらグループワークやプロジェクトに携わることが出来ます。またカリキュラムの最後には2週間に及ぶOJTも含まれており、参加者には就労に向けて幅広い経験を提供しています。」とプログラムの内容を紹介した上で、本インターンシップには多くの社員が積極的に関わっていることを説明。「インターンシップの機会を通じて、実際にIBMで働いている社員が『障がい者と一緒に仕事をする』という経験を持つ。それが本当の意味での理解へとつながり、成功体験に繋がります」と語りました。 障がい者雇用を進めるためには、障がい者への理解が必要不可欠。まずはインターンシップ等、小さな成功体験を積み上げていくことが、やがて大きな力となり、インクルーシブな企業文化への一歩に繋がります。