「#何度でも飯能」キャンペーン


抽選は毎週実施


応募写真1


応募写真2

株式会社シンカ(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 裕也)は、飯能市を中心とした加盟店で利用できる地域通貨『Hello, againコイン』による「デジタル地域通貨を基盤としたキャンペーン実施による来訪効果に関する実証実験」を2022年9月28日~2023年1月3日にて実施しました。今回、その効果検証結果をリリースします。

◯Hello, againコイン「#何度でも飯能」キャンペーンサイト
https://helloagain-coin-campaign.com/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/343374/LL_img_343374_1.png
「#何度でも飯能」キャンペーン

◆実証実験概要
<実証実験名称>
デジタル地域通貨を基盤としたキャンペーン実施による来訪効果に関する実証実験

<実施エリア>
埼玉県飯能市

<実証実験期間>
2022年9月28日から2023年1月3日まで(14週間)

<実証内容>
『Hello, againコイン』の加盟店でコインを利用(決済)し、公式SNS(Facebook、Instagram)に投稿した応募者を対象に、抽選でコインを2,000AGN(2,000円相当)プレゼントするキャンペーンを約3ヶ月間(14週間)実施。抽選は毎週、当選は毎週5名、計70名。並行して、コインが利用できる加盟店を増やすことで、ユーザーへ提示できる選択肢を増やし、効果発揮を後押しする。

<検証する主な効果項目>
(1) 来訪効果
(2) 地域周遊効果
(3) 複数回来訪効果
『Hello, againコイン』の決済ログから、決済ユーザー数、決済回数、来訪回数等を調査し、効果を検証。

*デジタル通貨、実証実験の背景・課題等の詳細については、既報ならびに下記サイトをご参照ください。
〇2022年9月27日 プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/325394

〇Hello, againコイン HP
https://helloagain-coin.com/


◆ユーザーへの利用促進
『Hello, againコイン』の既存ユーザー、コインのプラットフォームである『共感コミュニティ通貨eumo(ユーモ)』の既存ユーザーへの告知のほか、各加盟店をすでに利用したことのある市民の方や、市外の方への認知向上のため、キャンペーン専用のWebページや加盟店に設置するチラシ、コイン公式SNSでの訴求、プレスリリースを配信。さらに、期間中は、西武池袋線「ラビュー」にてCMを放映。地域や加盟店の魅力、『Hello, againコイン』の活用方法などを発信することで、認知拡大と興味喚起に努めました。

◯Hello, againコイン「#何度でも飯能」キャンペーン サイト
https://helloagain-coin-campaign.com/

◯公式SNS Facebookグループ『Touch!Hello, again クラブ』
https://www.facebook.com/groups/touchhelloagainclub

◯公式SNS Instagram『helloagain_coin』
https://www.instagram.com/helloagain_coin/

◯YouTube『Hello, againコイン チャンネル』 ※西武池袋線「ラビュー」にてCMを放映
https://www.youtube.com/channel/UCi5TNQXVu3k_SxLpVJ8s2rA


◆実証実験の結果
●効果項目
( )内はキャンペーン期間中の全体数
・決済ユーザー数 :11ユーザー(26ユーザー) 全体の42.3%
・決済回数 :36回(90回) 全体の40.0%
・複数回来訪 :5名(7名) 全体の71.4%
・コインによる決済額:96,225AGN ※(399,334AGN) 全体の24.1%
・キャンペーン応募SNS投稿数
Facebook 11ユーザー22回
Instagram 1ユーザー1回

※AGNはHello, againコインの独自単位。1AGN=1円相当

(1)来訪効果
キャンペーンに参加した11名のうち8名が東京都・神奈川県からの来訪。2名が飯能市在住者。全体の7割以上が都心部からの来訪であるため、来訪効果はある程度あることが分かります。

(2)地域周遊効果
キャンペーンに参加した11名のうち地域周遊(1回の来訪期間中に複数店舗で決済)したユーザーは7名。7名でのべ25店舗・施設を訪れています。そのため、地域周遊効果はある程度あることが分かります。

(3)複数回来訪効果
キャンペーンに参加した11名のうち宿泊による複数日以外で、複数回来訪したのは5名。特にキャンペーン後半に複数来訪が増えました。コイン配布による複数回来訪効果がある程度あることが分かります。

今回、のべ70名分の当選枠を用意しておりましたが、実際の応募は23投稿にとどまり、キャンペーンに参加したユーザー数は11名と、非常に少ない結果となりました。

実際に応募した方からは、下記のような声が挙がりました。


<応募者の声>
●Tさん(50代・男性)
・今回の飯能来訪の目的は?
飯能訪問は、無料の森林体験ツアー、Bookmark(Akinai)関係者がゲストのイベント参加、「#何度でも飯能」キャンペーンと西武鉄道のフリーきっぷのスタンプラリーを兼ねてなど、期間中、複数回来訪しました。

・キャンペーン応募のきっかけは?
Facebook『Touch!Hello, again クラブ』の投稿でキャンペーンを知りました。

・投稿した店舗を訪れたのはどうして?
もともとは森林体験ツアーで、さわらびの湯が個人負担だったのでコインを利用予定でしたが、主催者負担となったため、知人のいるBookmarkで利用しました。知人がいることもあり、気軽に利用しやすかったです。また、ワーケーションモニターツアー参加時には、ケニーズ・ファミリー・ビレッジが宿泊場所だったので、近くの古民家ひらぬまで、初めて利用しました。こめよし商店は、商店街で行きやすかったこともあり、このキャンペーンをきっかけに初めて利用しました。西武鉄道のフリーきっぷのスタンプラリー参加時は、ランチにkinocaを利用しました。

・アプリの操作性やキャンペーンの応募フローはいかがでしたか?
アプリ起動時、1度だけQRを読み込めない時がありましたが、別のQR読み取りアプリを起動し、利用することができました。

・コインの当選が再訪の動機になりました(なります)か?
コインは有効期限があるので、有効期限間近になると再訪しようという動機になりました。

●Fさん(50代・男性)
・今回の飯能来訪の目的は?
友人が経営をしているやまね酒造への訪問と、Aliveの宿泊が目的です。

・キャンペーン応募のきっかけは?
Aliveとコイン運営者である、シンカの田中さんにお勧めいただき、応募しました。

・投稿した店舗を訪れたのはどうして?
泊まりだったので、温泉に入りたく、さわらびの湯で利用しました。

・アプリの操作性やキャンペーンの応募フローはいかがでしたか?
不慣れだったこともありますが、案内がないと、ちょっと分かりにくかった印象です。

・コインの当選が再訪の動機になりました(なります)か?
有効期限があるので、切れる前に行きたいと思っています。海外出張があるため、帰国後、何日かしかないのですが、行きたいなと思っています。


<新規店舗登録促進>
今回のキャンペーンをきっかけに、地元のまちづくり会社の方々がコインを盛り上げようと地域の店舗を紹介してくださったことが、新規店舗登録促進に繋がりました。新規加盟店(登録済・登録中含む)は、飯能駅に近い商店街の店舗を中心に6件増となりました。
観光庁の補助金を後押しに始まったコインでもあるため、地域外の方を対象にしたコインと認識していたという地域住民の声もあり、現在は、宿泊施設やキャンプ場、工房など、地域住民が日常的に利用しない加盟店も多く、今後、地域住民へ利用を広げていくには、より日常的なお店の発掘が必要です。


◆実験結果の考察
コインが当たることそのものを目的に来訪した方はいませんでしたが、来訪した方に対して、宿泊施設をはじめ、丁寧に話し込める部類の接客業の店舗が積極的な案内と丁寧なサポートを行うことで、地域周遊の効果を生み出し、コインを配布するキャンペーンは、再訪につながる仕組みとなりうるのではないか、という可能性を感じました。


◆運営会社シンカについて
株式会社シンカは、1995年10月、採用専門コンサルティング会社の草分けとして設立されました。1998年、日本初の人材採用管理システムを開発・商品化。その後、最盛期は売上20億円、従業員80名程度まで拡大。しかしその後、上場に向けた投資の失敗、リーマンショックにより経営危機を迎えることに。再生に奮闘する中、2014年、新卒一期生の現代表が4代目社長に就任。2017年3月には株式会社シンカホールディングスを持ち株会社としてMBOを実行。自社の経営改革の経験をもとにした、中小企業向け組織・人事コンサルティング事業をスタートし、現在に至ります。

現在は、社員一人ひとりに「自分が経営を担っている」という意識を持ってもらう「我がごと経営(R)」の推進に注力。「組織人事」の視点から、社会問題の解決に取り組む企業様へのコンサルティングをメイン事業としながら、2020年には、ビジョンである「社会問題を解決することで、持続可能な社会を創造し、私たち一人ひとりの幸福度向上を追求する。」を体現する活動の一環として、自社サテライトオフィス兼ワーケーション施設である『Alive サステナブルラボ飯能』を埼玉県飯能市に開設。人の幸福を構成する「生命の維持」「健康」「生きがい」「誇りの拠り所」という要素を高め、それを阻害する社会問題を解決することで、幸福のために生き・働ける、持続可能な社会の実現を目指しています。


◆会社概要
社名 : 株式会社シンカ
代表者 : 代表取締役社長 田中 裕也
本社 : 東京都港区新橋四丁目7番2号 6東洋海事ビル4階
設立 : 1995年10月
事業内容: “我がごと経営(R)”の実現を支援する組織・人事コンサルティング
(組織・人事制度・採用・教育・働き方改革)
URL : http://www.shinka.com/


◆本件に関するお問い合わせ先
株式会社シンカ
担当 : Hello, againコイン キャンペーン事務局
メール: info@helloagain-coin.com
URL : https://helloagain-coin-campaign.com/
情報提供元: @Press