図1：大学受験当日に経験した出来事(失敗・トラブル)は？(複数回答)


図2：その出来事(下痢・腹痛)は、予想できていましたか？


図3：体調不良に影響したものは何だと思いますか？(複数回答)


図4：どのような備えが必要だと思いますか？

ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、大学受験シーズンに先駆け、大学受験経験者への調査を実施いたしました。受験生は、コロナウイルス対策以外にも、体調管理やその他トラブルへの不安や心配ごとを多く抱えていると思われます。そこで今回、大学受験経験者740名に「受験当日のトラブルに関する調査」を実施いたしました。受験生が抱えている悩みや受験に関するトラブルについて、最新の事情を報告いたします。


【調査概要】
・調査主体：ライオン株式会社
・期間 ：2022年10月8日(土)～10月28日(金)
・方法 ：インターネット調査
・対象 ：19～25歳 男女740名／全国／大学受験経験者


■調査結果サマリー
(1)受験本番で実力を十分に発揮できた人はおよそ4人に1人
(2)受験当日に起きた予想外のできごとは、多い順に「体調不良(49.0％)」
「試験会場の室温が高／低すぎる(26.3％)」「試験会場での周囲の受験生の行動(18.6％)」
(3)受験当日の体調不良第1位は「下痢・腹痛(30.8％)」、うち6割以上が「自分には予想できていなかった」と回答
(4)体調不良に影響したものとして過半数が「プレッシャー」と回答
(5)4人に1人が「薬の持ち歩きが必要」と回答。「備えた方が良いと思う薬」1位は「下痢止め薬」


■調査結果
1. 受験本番で実力を十分に発揮できた人はおよそ4人に1人
「受験本番で実力を発揮できましたか？」という質問に対して、「十分に発揮できた」と回答した人はおよそ4人に1人(24.6％)という結果に。当日十分に実力を発揮できなかった受験生の方が、発揮できた受験生よりも多くいることが判明しました。


2. 当日に起こりうる不安要素トップ3は「体調不良」「会場の室温」「他受験生の行動」
約3人に1人の割合で、大学受験当日に何らかのトラブルがあったと回答したことが分かりました。「受験当日に経験した出来事は？(複数回答)」という質問に対して、最も多かったのは「体調不良(49.0％)」でした。続いて「試験会場の室温が高すぎる／低すぎる(26.3％)」、「試験会場での周囲の受験生の行動(18.6％)」と、体調不良以外でも当日に様々なトラブルが起きていることが判明しました(図1)。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/340533/LL_img_340533_1.png
図1：大学受験当日に経験した出来事(失敗・トラブル)は？(複数回答)

3. 受験当日、予想外の体調不良の症状1位は「下痢・腹痛」。しかし、「下痢・腹痛」を経験した6割以上が「自分には予想できていなかった」と回答
受験当日、体調不良を経験した人に具体的な症状を聞くと最も多かったのは「下痢・腹痛(30.8％)」でした。続いて「頭痛(26.2％)」、「生理痛(20.0％)」、「吐き気やめまい(20.0％)」という回答結果でした。
また、当日「下痢・腹痛」を経験した人のうち、6割以上が「自分には予想できていなかった」と回答(図2)。この結果から、普段あまり「下痢・腹痛」の症状が無い人でも受験当日はこれらの症状が出てしまうことが分かりました。

https://www.atpress.ne.jp/releases/340533/img_340533_2.png
図2：その出来事(下痢・腹痛)は、予想できていましたか？


4. 体調不良に影響したもの 50.5％が「プレッシャー」と回答
当日遭遇したトラブルが「体調不良」と回答した人への、「体調不良に影響したものは何だと思いますか？(複数回答)」という質問に対して、5割以上が「プレッシャー(50.5％)」と回答し、続いて、「冷え(27.4％)」、「天候・気温(25.3％)」、「睡眠不足(22.1％)」という回答結果でした(図3)。これらの数値からも、「プレッシャー」は受験生に大きな影響を与えていることが読み取れます。

https://www.atpress.ne.jp/releases/340533/img_340533_3.png
図3：体調不良に影響したものは何だと思いますか？(複数回答)


5. 4人に1人が「薬の持ち歩きが必要」と回答。「備えた方が良いと思う薬」の1位は「下痢止め薬」
「予想外のトラブルのために準備していましたか？」という質問に対して、「準備していた」と回答した人は42.6％でした。また「どのような備えが必要だと思いますか？」という質問をしたところ、最も多かったのはカイロ、ひざかけ、カーディガンなどの「防寒具(31.8％)」、次に「入学試験要項(30.3％)」、「会場までの地図(29.9％)」、「薬の持ち歩き(25.8％)」でした(図4)。
また、「受験当日に備えた方が良いと思う薬は？」と質問をしたところ、「下痢止め薬」と回答した人は4割以上にのぼりました。続いて「目薬(42.8％)」、「胃薬(34.4％)」、「解熱鎮痛薬(33.9％)」となりました(図5)。
受験というプレッシャーがかかる大切な場面で、最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、予想外の体調不良に備えてこれらの薬を用意しておくことが大切になりそうです。

https://www.atpress.ne.jp/releases/340533/img_340533_4.png
図4：どのような備えが必要だと思いますか？

https://www.atpress.ne.jp/releases/340533/img_340533_5.png
図5：受験当日に備えた方が良いと思う薬は？


今回の調査の結果から、受験シーズンに向け大学受験生のために「受験本番に備えるものチェックリスト」を以下にまとめてみました。

【受験本番に備えるものチェックリスト】
● 防寒具(カイロ・ひざかけ・カーディガンなど)
※換気で教室が寒い可能性も！
● 入学試験要項・筆記用具
※意外と忘れがちな受験票、入試要項、募集要項！
● 試験会場までの地図
※万が一に備えて、予備ルートもチェック！
● 薬(下痢止め薬、目薬、胃薬、解熱鎮痛薬)
※先輩の経験を参考に、まさかの事態に備えよう！
● マスク・のどあめ
※乾燥対策、のどあめはリラックスグッズとしても！
情報提供元： ＠Press