EnerScale for PV Performance

シンガポール発のサービスであるEnerScaleは、将来の太陽光パネル大量廃棄に伴い、リユース・リサイクルの事前評価を可能にするプラットフォームです。EnerScaleプラットフォーム開発の一環で使用している太陽光発電システムのパフォーマンスシミュレーションをEnerScale for PV Performance日本語版として公開しました。主に衛星データを活用した日射量推定により、様々な地域・条件でのシミュレーションが可能で、英語・簡体字・繁体字・韓国語・ベトナム語・タイ語・インドネシア語でも提供しています。

EnerScale for PV Performance: https://enerscale.net/
EnerScale: https://jp.enerscale.co/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/339128/LL_img_339128_1.png
EnerScale for PV Performance

本サービスは以下のような用途でのご利用を想定しています。
*新規やリユースの太陽光パネルを使用する前に設置場所のパフォーマンスを確認
*グリッドとオフグリッドのパフォーマンスを比較検討
*PVテクノロジー、公称最大出力、システムロス、角度、バッテリー容量などの条件を細かく指定してパフォーマンスを確認
*日本以外の地域でもパフォーマンスを確認


■EnerScale for PV Performanceの利用について
・グリッドPVシステムのパフォーマンス計算
パフォーマンスを計算するためには、マップ上で太陽光パネルの設置位置(座標)を指定し、「PVテクノロジー」、「公称最大出力」、「システムロス」、「設置位置」、「傾斜角度」、「方位角度」について入力が必要です。この条件を元に、以下の項目がグラフで表示されます。

*発電量(1年分)の月次統計
*日射量(1年分)の月次統計

・オフグリッドPVシステムのパフォーマンス計算
パフォーマンスを計算するためには、マップ上で太陽光パネルの設置位置(座標)を指定し、「公称最大出力」、「バッテリー容量」、「放電カットオフ限度」、「1日あたりの消費電力量」、「傾斜角度」、「方位角度」について入力が必要です。この条件を元に、以下の項目がグラフで表示されます。

*発電量(1年分)と蓄電されなかった発電量(1年分)の月次統計
*バッテリーが100%または0%になった頻度に関する月次統計
*バッテリー充電に関するヒストグラム


■企業概要
創業メンバーである開 悠起氏と小林 さき氏は、2011年に立ち上げたトラベル系mBaaSスタートアップが、シンガポール政府直轄組織National Research FoundationのTechnology Incubation Schemeに日本人創業者として初めて採択され、その後M&AによるEXITの実績を持つシリアルアントレプレナーです。次の事業として、地球環境、気候変動、エネルギー貧困の問題に挑戦するため、再生可能エネルギー分野でAIを活用したO&M関連の研究開発からスタートし、シンガポール・ルワンダ・カンボジア・オランダなどの大学・研究機関や政府機関、民間企業と対話を繰り返してEnerScaleを開発するに至りました。

個人の活動では、スタートアップ企業アドバイザーやシンガポール南洋ビジネススクールNTU-SBFアフリカ研究センターのビジネスコンテスト審査員、シンガポール事業連盟(SBF)若手リーダーネットワークのメンバー、国際カンファレンスFUTRモデレーター、東京都主催APT Women Singapore Dispatch Programのメンター・スピーカーなど、外部組織の活動にも積極的に取り組んでいます。

企業名: NeXcale Pte. Ltd.
代表者: 開 悠起(Yuki Hiraki)、小林 さき(Saki Kobayashi)
所在地: 175A Bencoolen Street #08-07 Burlington Square Singapore 189650
資本金: S$1,457,462
URL : https://jp.enerscale.co/


【本件に関するお問い合わせ先】
NeXcale Pte Ltd
Mail: press@enerscale.co (日本語可)
情報提供元: @Press