J-CCOREs(R) CO2排出量「ころがし計算」イメージ

JFEシステムズ株式会社(東証スタンダード市場:4832、本社:東京都港区、代表取締役社長:大木 哲夫、以下 当社)は、脱炭素社会に向け、製造業の製品毎「サプライチェーン排出量」の見える化を目的に、自社開発の原価計算・採算管理システム 「J-CCOREs(R)(ジェー・シー・コアーズ)」の新機能「CO2排出量計算モジュール」を2023年1月より提供開始いたします。


温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラル社会の実現に向け、製造業では「温室効果ガス排出削減目標SBT(*1)」や「企業が事業活動で使う電力を100%再生可能エネルギーとするためのイニシアティブRE100 (*2)」などに対する取り組みが活発になっています。
脱炭素に向けた目標設定SBTでは、事業者自らの排出量だけでなく、事業活動に関係するあらゆる排出量を合計したサプライチェーン排出量の削減が求められており、今後は製品毎のCO2排出量を算出する必要性が急速に高まっていくことが予想されます。

これを受け当社では、脱炭素経営への取り組みを見える化し、企業の社会的価値を引き上げることをコンセプトに、J-CCOREs(R) CO2排出量計算モジュールを開発いたしました。
本モジュールは、CO2排出量を部門間・製品別に配賦し、上流工程から下流工程まで積み上げることで、製品毎のCO2排出量算出を可能とします。実態の生産フローに基づいた「ころがし計算」を行うことで、より現状に近いかたちで製品別CO2排出量を見える化し、脱炭素に向けた排出削減目標の設定や、炭素税を含めた売値の設定に対する基準・根拠としてご活用いただけます。

◆ 「J-CCOREs(R) CO2排出量計算モジュール」製品・サービスサイト
https://www.jccores.com/feature.html#f9
※ライセンス体系、価格等については、別途ご相談ください。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/339077/LL_img_339077_1.jpg
J-CCOREs(R) CO2排出量「ころがし計算」イメージ

当社は、今後も持続可能な社会への貢献の観点から、J-CCOREs(R)をはじめ自社開発製品・サービスの充実に努めてまいります。

(*1)SBT(Science Based Targets):
5年~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標
(*2)RE100(Renewable Energy 100%):
企業が事業活動で使う電力を100%再生可能エネルギーとするためのイニシアティブ


【原価計算・採算管理システム「J-CCOREs(R)」について】 https://www.jccores.com/
「J-CCOREs(R)」は“鉄鋼業の原価計算ノウハウ”を集結し、鉄鋼・金属・化学・食品、製薬、半導体等、複雑な工程を持つ業態に適合した、生産管理システムから独立した原価計算・採算管理パッケージです。原価計算・損益計算にとどまらず、新製品の原価、原料単価の変動に伴うシミュレーション機能や製品別、顧客別、営業所別など様々な視点での差異分析機能まで対応しており、製造コスト・収益を可視化し、具体的な原価改善・利益改善に寄与します。


【JFEシステムズについて】 https://www.jfe-systems.com/
鉄鋼業界におけるシステム構築・運用で培った企画・構想力と技術力を活かし、多彩なサービスをお客様に提供しています。製造業をはじめ、金融、流通、通信などあらゆる分野のお客様に向けて、システムインテグレーション、アウトソーシング、コンサルティング、独自のパッケージ製品および、ERPを中核に様々な製品を組み合わせた複合ソリューションの提供など、幅広いビジネスを展開しています。


・「J-CCOREs(R)」は、JFEシステムズ株式会社の登録商標です。
情報提供元: @Press