【雪が積もらない「TSUMORAN」開発の経緯】 ■従来モデル「TOKERUMO」の実績 エルコムは、2011年にB to Bを主流にした遠赤外線融雪システム「TOKERUMO」を開発しこれまでに商業施設、物流施設や公共施設、老健施設など1,500台以上の導入実績があり、遠赤外線照射融雪ではトップシェアを占めています。今年は昨年の豪雪の影響もあり、例年の3.5倍のスピードで出荷している状況です。「TOKERUMO」(必要電源:単相200V3.6~5.4kW)は、降雪センサによる自動融雪で建物の壁やポールに取り付け、2.8~4.5mの高さから降雪とともに点灯して一台あたり約10m2の範囲を融雪します。
【株式会社エルコムについて】 『Future for Earth~すべては次世代のために』をビジョンに地球環境や社会のニーズに寄り添い、独自の発想と技術力で新たなソリューション開発を行うイノベーションカンパニー。1991年創業以来ファブレス方式を採用し、柔軟な発想力と開発力がエルコムの強みであり環境に対する想いがエルコムの原動力。当社では、2019年SDGs宣言を行い、製品開発においてSDGs持続可能な開発目標の7、11、12、13、14の目標達成にコミットメント。2021年当社の海洋プラスチックの有効利用に対する取り組みに対してジャパンSDGsアワード特別賞を受賞。遠赤外線融雪技術においては、SDGs開発目標11「住み続けられるまちづくりを」と目標13「気候変動に具体的な対策を」に貢献する環境配慮型次世代スマート融雪の開発に力を入れている。