開会式会場


古川タク名誉委員長


小出正志 実行委員長


「NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022」展示の様子



新千歳空港を舞台に開催している「第9回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」が、本日2022年11月3日より開幕しました。11月6日(日)までの4日間にわたり、新千歳空港ターミナルビル等を舞台に約60本のプログラムを開催します。

国際線に隣接する「ポルトムホール」で行われた開会式には、事前申込による一般来場者及び関係者・ゲストなど220名が集まり行われました。一般来場者を招いての開会式は3年ぶりとなります。

北海道エアポート株式会社 代表取締役社長 蒲生 猛 氏より開幕の挨拶として、「着実にファンが増え、社会的な評価も集まってきていることを喜ばしく思う。来年10年に向けての大事な1年、本映画祭そして千歳市からアニメーションの文化を世界に発信していきたい。」、また本映画祭名誉委員長 古川タク氏は、新型コロナウイルス感染症や揺らぐ世界情勢に触れつつ「子どもたちに今よりもう少し面白いフレンドリーな地球にして引き渡したい気持ちでいる。そのために、今年も面白いフレンドリーな映画祭を届けたい」と挨拶しました。



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開会式会場



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古川タク名誉委員長



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小出正志 実行委員長



短編・長編コンペティションを審査する国際審査員7名を代表して、ニューヨーク在住のYoshi Sodeoka氏より「日本人ですがニューヨークに住んで30年以上、この場に呼んでもらって光栄に思っています。審査する作品の質がとても高い。グランプリを選ぶのは難しいですが、優秀な審査員のみんなと話し合っていきたいです」と意気込みを語りました。グランプリ及び各賞の発表する授賞式は、11月6日(日)17:30より、ポルトムホールで行われるほか、公式YouTubeチャンネルにて配信予定です。

最後に、本映画祭実行委員長 小出正志より「いよいよ来年10年、実行委員のひとりですが、大きく立派な映画祭に育ってきたと思う。多くの方々のご支援・ご助力に感謝しています。」という力強い挨拶と共に、開会宣言がなされました。



GIFアワード2022 ベスト・オブ・GIFの授賞式を実施。札幌のイラストレーター Futaba.氏が受賞



今年から新設し、SNSでGIFアニメーション作品を募集した「NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022」。今回大賞「ベスト・オブ・GIF」の授賞式を開会式に合わせて執り行いました。ゲスト審査員でアニメーション作家の山田遼志氏は「GIFにおける、低解像度、短尺ループという条件で、こうも儚く尊い表現が可能なのか、という驚きがまずあった。イラストレーターの作者だからこそできる、絵画におけるフレームの視点を感じさせている」と授賞コメントを送りました。Futaba.氏は「山田監督にとても素敵なコメントをいただき感動しました。今後も楽しむことを忘れず頑張っていきたい。輝かしい賞を頂戴し光栄です。」と喜びを語り、山田遼志氏から受賞メダルを受け取りました。

新千歳空港ターミナルビル センタープラザでは、「NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022」の受賞作品5作品を展示しているほか、受賞者のTwitter投稿から視聴できます。



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「NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022」展示の様子



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「NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022」展示の様子



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授賞式(左:山田遼志氏/右:Futaba.氏)



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Futaba.氏





Twitter投稿 :

https://twitter.com/futabaillust/status/1540173995278241792



新千歳空港国際アニメーション映画祭、本年新設のコンペGIF部門の各アワードが決定!短編部門ノミネート全71作品も発表。 : https://newscast.jp/news/2796491



ゲストトークや爆音上映など、3年ぶりの本格実地開催。



コロナ禍の中、オンデマンド上映やライブ配信など試行錯誤を経て、海外作家の来場がまだ叶わないながらもプログラムとしてはほぼコロナ前の形で、上映及びプログラム開催となった本年。3年ぶりに爆音上映や有観客ゲストトーク等が復活し、エンターテイメント空港が仕掛ける映画祭が復活しました。

実地開催復活について、チーフディレクター小野朋子は「コロナ禍を経て、不確実なことばかりを経験した今、もはや定義づけが難しいほど拡張するアニメーションの多様性に触れることが唯一の希望のようなものです。来年10周年を迎えるにあたり「映画祭とは何か」を考えると、気が遠くなるような制作過程を経る作家たちにとって受賞だけが全てではなく、作り続ける活力を得る生命線の一つとして、これから生まれる作品への中継地点として、映画祭があります。その場は、多様な人々が集まる中継地としての新千歳空港でことふさわしい。」とその意義を実感しています。

「第9回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」は2022年11月6日まで開催。ぜひ新千歳空港で、世界のアニメーションの"いま"を体感してください。



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新千歳空港シアターの来場の様子



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オアシスパークでのトークイベント



「新千歳空港国際アニメーション映画祭」について



新千歳空港国際アニメーション映画祭は、北海道と世界を結ぶゲートウェイである新千歳空港ターミナルビル(北海道千歳市)を会場とした、アニメーション専門の国際映画祭です。第9回目の開催となる今年も、国内外の話題作など招待作品の上映はもちろん、アニメーションの“いま”を多角的にお届けするプログラムを展開し、来場者へ最新情報と国際的な出会いを共有できる場を提供します。

■実施概要

名称:第9回 新千歳空港国際アニメーション映画祭

開催日程:2022年11月3日~2022年11月6日

会場:新千歳空港ターミナルビル(新千歳空港シアターほか)

公式サイト:https://airport-anifes.jp/



第9回 新千歳空港国際アニメーション映画祭 : https://airport-anifes.jp/



情報提供元: @Press