位野木教授が考案した、技術文書の記載漏れを指摘する定量化自動要約技術における考え方
位野木教授の技術で貢献が見込めるSDGs目標「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」
工学院大学(学長:伊藤 慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)の位野木 万里 教授(コンピュータ科学科)は、技術文書の記載漏れを指摘する定量化自動要約に関する研究を進めており、2022年10月4日(火)から31日(月)までオンライン開催される「イノベーション・ジャパン2022~大学見本市&ビジネスマッチング~Online」(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構にて公開します。
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位野木教授が考案した、技術文書の記載漏れを指摘する定量化自動要約技術における考え方
この技術は、情報システムの要求仕様書の非機能要求に焦点を当て、可用性、保守性、セキュリティ等のタイプ別に記述状況を定量的視点で自動要約します。Convolutional Neural Networkとドメインオントロジーにより非機能要求を正解率70%以上で自動分類でき、非機能要求の定義状況を定量的視点で可視化し定義漏れの指摘を容易化します。少ない学習データでも自動分類の精度を高め、定義状況の可視化を加速するため、技術文書から定義漏れリスクのある箇所を素早く指摘し、高品質なシステム開発に貢献します。
■研究者コメント:位野木 万里 教授(工学院大学 情報学部 コンピュータ科学科)
要求仕様書を読む目的別に自然言語処理技術を対応づけ、要求仕様書の自動要約ツールを開発しました。本ツールは、要求仕様書を読む目的や、理解のプロセスに応じて、要約情報を自動生成します。DX化への過程で技術文書の取り扱いが増加している、IT・ソフトウェア関連、官公庁、公的機関などで使っていただけると効果的と考えています。
■「イノベーション・ジャパン2022~大学見本市&ビジネスマッチング~Online」概要
一般公開期間 : 2022年10月4日(火)~10月31日(月)
主催 : 国立研究開発法人科学技術振興機構、
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
URL : https://innovationjapan-jst-nedo.jst.go.jp/
※サイト閲覧およびセミナー聴講予約には「参加登録」が必要。
該当技術について: 出展エリア …大学見本市、大学等シーズ展示
出展分野 …情報通信
出展番号 …JI-13
展示タイトル…技術文書の記載漏れを指摘する定量化自動要約
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位野木教授の技術で貢献が見込めるSDGs目標「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」
【特許情報】
名称 :検証装置、方法、及びプログラム
出願者 :学校法人工学院大学
発明者 :位野木 万里
登録番号:特許第7074330号
情報提供元: @Press