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安倍安人 プロフィール画像


彩色備前水指


彩色伊部瓢徳利「くわがた」/ 伊部酒器

加島美術(東京・京橋)では、2022年9月23日(金・祝)~10月1日(土)にかけて、「安倍安人展―思考する備前―」と「芸術家の書―もうひとつの顔―」ふたつの展覧会を同時開催いたします。
加島美術ギャラリーの1階と2階にそれぞれ会場を設け、時代を超えた芸術家たちの自由自在な表現をご堪能いただける展示となっておりますので、ぜひご高覧ください。

詳細URL: https://www.kashima-arts.co.jp/exhibitions/abeanjin_calligraphy/

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【「安倍安人展―思考する備前―」について】
本展では、備前焼の巨匠として知られる安倍安人の未発表作品 約40点を展示いたします。

安倍安人は、根底に古典に対する深い見識と洞察を持ち、鋭い美的感覚によって備前焼でしか成し得ない表現の可能性を今も模索し続けています。
備前焼に独特の色彩表現を加えることで生み出される安倍安人の作品の魅力は、まさに唯一無二のもの。世界的な評価も高く、アメリカのメトロポリタン美術館、台北の故宮博物院等にも作品が収蔵されています。


【安倍安人(1938~)】

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安倍安人 プロフィール画像

1938年(昭和13年)大阪市に生まれ、21歳から現代美術研究所・宮本三郎教室に学ぶ。30代から本格的に陶芸の道に入り、岡山県瀬戸内市牛窓町に築窯。
1996年、ニューヨークにて海外での初個展「安倍安人展」を開催。その後、フランスでの個展「ANJIN ABE」展(2002年、パリ)開催、アメリカ「Arts of Pacific Asia Show」(2008年、サンフランシスコ)出品など国外にも活躍の領域を広げる。
また、島根デザイン専門学校設立時に陶芸部門の企画を担当、また国内外で積極的に学術講演を行うなど、創作活動だけではなく後進の育成と陶芸の普及にも力を注いでいる。


【出展作品】

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彩色備前水指

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彩色伊部瓢徳利「くわがた」/ 伊部酒器

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伊部茶碗

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備前水指

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彩色備前扁壺「赤い鳥」

【「芸術家の書―もうひとつの顔―」について】
書き手の人間性や生き様が現れる「書」。
類まれな表現力によって生み出される芸術家の書は、書風や時代色などの様式性では語り切れない魅力に溢れています。個性豊かでのびのびとした書は、彼らが無垢な心で書を愛しその魅力に没頭していたことを私たちに伝えてくれます。
展示作家は須田剋太、勅使河原蒼風、棟方志功ほか。約15作品を展示。

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須田剋太「平心」

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棟方志功「不生の雙字」

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勅使河原 蒼風「作品」

●須田剋太(1906~1990)
戦前戦後の昭和史を駆け抜けた洋画家。中学在学中より画家を目指し、ほぼ独学で洋画を学び光風会、文展、新文展など戦前から戦後にかけて官展で活躍。力強く豊かな表現力は抽象画、具象画の双方に活かされ、書においても優れた作品を数多く残した。『街道をゆく』(司馬遼太郎著・週刊朝日連載)の挿絵を担当したことでも知られる。

●棟方志功(1903~1975)
日本を代表する版画家のひとり。ゴッホのひまわりに感銘を受けて油絵画家を志し、後に版画の道に入る。柳宗悦や河井寛次郎らの民藝運動からも影響を受け、文字を画面に入れ、絵と文字を造形的に融合・統合させた独自の表現を確立していく。「二菩薩釈迦十大弟子」など、宗教的主題の傑作を多く生み出した。67歳の時、文化勲章を受章。

●勅使河原蒼風(1900~1979)
いけばな三大流派のひとつ「いけばな草月流」を創設した華道家。幼少からいけばなの指導を受け卓越した才能を発揮するも、従来のいけばなにない独創的なスタイルを追求し、自ら草月流を掲げる。いけばなを世界的に通用する芸術に高めることに尽力し、60年にフランスの芸術文化勲章、61年にはレジオン・ドヌール勲章、62年には芸術選奨を受賞。


【開催概要】
企画展名: 「芸術家の書―もうひとつの顔―」/
「安倍安人展―思考する備前―」
企画展HP: https://www.kashima-arts.co.jp/exhibitions/
日時 : 2022年9月23日(金・祝)~10月1日(土)
10時~18時 会期中無休
展示点数: 「芸術家の書―もうひとつの顔―」約15点
(須田剋太、勅使河原蒼風、棟方志功ほか)
「安倍安人展―思考する備前―」約40点
※両展ともに作品販売あり
会場 : 加島美術
電話番号: 03-3276-0700
参加費 : 観覧無料
アクセス: 〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2
地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩2分
地下鉄有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩3分
都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分
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情報提供元: @Press