「アーティスト・イン・レジデンス(Artists in Residence)」とは、美術や演劇、ダンスなどといった分野のアーティストが日常の空間から離れた場所に一定期間滞在し、新たな環境で創作活動を行うこと、またはそれを支援する活動であり、その総称は国内外で知られています。アーティストたちはその土地の歴史やカルチャーを調べ、コミュニティの住民たちとも交流しながら、作品づくりや創作のためのリサーチを行います。このような手法をとることで優れた作品ができあがり、アーティストの育成につながるだけでなく、受け入れた地域にとっても異文化の流入という、普段では得られない新たな刺激がもたらされると言われています。
来年2023年に開業40周年を迎えるANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートでは、「アーティスト・イン・レジデンス at Manza」の先行企画として、現在、館内ロビーフロアのイベントスペースにて、アーティスト Only Too Mariさんの作品をご覧いただけるポップアップギャラリーを今夏限定で開催しており、多くのゲストに好評いただいております。今秋より始動する本プログラムでは、より多くのアーティストの方々に出会う機会として募集型プログラムとし、現状は日本在住のアーティストを対象に、そして段階的に海外からのアーティスト招聘も検討予定です。
「アーティスト・イン・レジデンス at Manza」では、サンゴ礁に囲まれた風光明媚な当リゾートの拠点地である恩納村での滞在と、展示スペースおよび制作スペースを提供いたします。亜熱帯特有の気候の中、豊かな自然を肌で感じ、琉球王国独自の文化や歴史に触れる、日常からかけ離れたこの空間は、新たなインスピレーションを生み、より創造性の高い制作活動に役立つことでしょう。そして沖縄の魅力、恩納村の魅力を再発見し、作品を通して広く発信していただくことを期待しています。また、恩納村コミュニティにおいては、身近にアートと触れ合う機会に接し、子どもたちの豊かな感性を磨くきっかけとなり、また異文化を認め尊重する心の発展に貢献することを目指しています。
【「アーティスト・イン・レジデンス at Manza」概要】 https://www.anaintercontinental-manza.jp/offers/artistsinresidence-at-manza/ 当リゾートにて滞在しながら制作活動を行うアーティストを募集いたします。ジャンルは絵画・彫刻・工芸・写真などとし、ロビー横のギャラリースペースを開放、思い思いに作品発表の場としてご活用ください。また、ギャラリースペースでの制作活動も相談に応じます。滞在部屋はゲストルームをご用意。ホテルならではの快適なステイで創作活動を支援いたします。滞在期間中にスタッフやゲストを含む地域コミュニティとの交流や、アーティスト自身のトークの実施など、活動を広く紹介する場を設けることも可能です。あなたの感じた“沖縄”を自由に表現してください。
【ポップアップギャラリーのご紹介】 ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートでは、現在、イラストレーター「Only Too Mari」さんの個展を開催中です。Mariさんの描く夢にあふれたPOPな作品は、南国・沖縄の鮮やかな色彩とマッチし、訪れる人々を笑顔にしてくれます。また、個展開催期間中にクラフトショップの壁画も制作。来年40周年を迎えるANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートに、歴史と新感覚のアートが融合した、新しい風を吹き込んでいます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/324321/LL_img_324321_4.jpg Only Too Mari 「地球に優しい、愛にあふれた世界になりますように」そんなメッセージを伝えたいと活動中。カラフルな色使いや動物をモチーフとしたイラスト、オブジェなどの作品を得意とする。POPでありながら、心に寄り添うような温かな作品の数々は、幸せをもたらすパワーを持つ。ボランティアで難病や障害に苦しむ子どもたちにオリジナルの切り絵を作成したり、病院の壁画を手掛けたりと、多方面で活躍の場を広げ、明るく楽しい絵を届けている。