従来の紙カードの場合


QRコードを使って利用する


バーチャルカードトークン


「ブロックチェーンビジネスカード」の実物見本

ぶどう株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:矢田 行雄)は、ブロックチェーン技術を利用した現物名刺【ブロックチェーンビジネスカード】のサービス提供を開始しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/323987/LL_img_323987_1.png
従来の紙カードの場合

ブロックチェーンは、ネットワーク上にあるノードと呼ばれる端末同士を接続したコンピュータネットワークで形成されており、取引記録を暗号技術を使って分散的に処理・記録するデータベースの一種で、(1)ネットワークの一部に不具合が生じてもシステムを維持でき、(2)なりすましが困難でデータ改竄はほぼ不可能という特徴があります。

現在、パブリックブロックチェーンでは一般的にデータを書き込むコストが高額となるため、ストレージとしての活用方法ではなく、主に固有性を証明する手段として用いられます。しかし、ブロックチェーン上に半永久的に存在し続けるフルオンチェーン書き込み技術であるNFT-Drive(特許出願中、開発者:中島 理男)は、HTMLを含む様々なデータファイルをブロックチェーン上に保存する事が可能であることから、同サービスでは分散型ストレージも活用方法の一つであると提唱しています。

ぶどう株式会社は、ブロックチェーンの分散型ストレージとしての役割に着目し、名刺データをブロックチェーンに書き込む仕様に合わせたHTMLファイルとして生成するWebアプリケーション【バーチャルカードトークンつくーる】の開発を行い、HTMLファイルと紐づくトークン(NFT、FT)とすることで、専門知識なしで画像ファイルや連絡帳ファイル等を含めた単一HTMLファイルを生成でき、自社サーバ管理者不要の分散型デジタル名刺として発行できるようにしました。

【ブロックチェーンビジネスカード】は、このアプリで生成しトークンで紐付けたデータを、物理名刺に掲載したQRコードにより参照する事で、その機能を拡張します。

トークンに紐づくデータ自体はブロックチェーン上に刻まれているため、(1)自社サーバなし、(2)CMSアップデート等のアプリケーション管理なしでご利用いただくことが可能です。また、(3)ノードの数だけ分散化することも可能で、特定のサーバへのリクエストが集中するのを避ける事ができます。


HTMLを利用するため、当社サービスでは下記の特長を持たせております。
●多言語対応。テキスト(文字データ)と画像が混在できる。
●マルチデバイス対応。レスポンシブデザインにより、デバイスに合わせた変形が可能。
●対応機器ならバーチャルカードから電話帳に直接登録できる(VCF形式)。リスト化可能なCSV形式、JSON形式にも対応。
●デザイン部分で必要な箇所だけを画像として扱うため、データサイズを小さくできる。
●単一データファイルであるため、画像の外部参照などのリードタイムを削減できるため、表示が早い。

他にも、HTMLファイルですので、クリックするだけで電話をかける事や、SNS情報にアクセスする事ができ、住所情報から地図を閲覧したりと、利用者様が自社のサービスにすぐにアクセスでき、ビジネスの基本情報である名刺からカスタマーリレーションシップの向上に貢献することができます。

また、名刺情報がブロックチェーンに書き込まれており、変更・改竄・削除が事実上不可能であるため、たとえ数百年経ったとしても、トークンを発行した時点で自身や自社がその場所に存在していた、という証の機能も持たせる事ができます。


【公開履歴】
・2022年1月21日 (1)パブリックブロックチェーン(Symbol Testnet)上に、フルオンチェーンの商用HTMLページ「182KBの画像付きNFT作品紹介」公開
・2022年1月25日 (2)パブリックブロックチェーン(Symbol Testnet)上に「バーチャルカードFT(トークン)」公開。
・2022年3月20日 パブリックブロックチェーン(Symbol Mainnet)上に(3)「バーチャルカードFT(トークン)」、(4)Webアプリケーション「バーチャルカードFT(トークン)つくーるv1.00」公開。
・2022年9月8日 パブリックブロックチェーン(Symbol Mainnet)上に(5)「バーチャルカードトークン」を発行し、それをQRコードで参照する現物名刺(6)「ブロックチェーンビジネスカード」のサービスを開始。
・2022年9月12日 パブリックブロックチェーン(Symbol Mainnet)上に(7)Webアプリケーション「バーチャルカードトークンつくーるv1.10」公開。

▼上記のブロックチェーン Token Address
(1)TBUH37YJ35GGUQCWRVZ45FNW44G6QCKH2HHSD7A
(2)TCUB35KGVE7ZMQPDFVYFN5GQ5YGFXAYKNAKJJOQ
(3)NDOB2RTNVTPO6YTHB27FEAOOKLJFI5EKTHOSYDQ
(4)NDOAZMFG4CCYLWBUY4ZVIP4A5TQ7GME56X3ZRUA
(5)NAVRGHNGZNPDFYGMEUGZTNJJSSHZLV4VTZLAY4Y
(7)NA74GYXT75ZNHCKQGXHTCVL6FD2V2SFV3LPJM7Y

*ブロックチェーンでの参照は、URLの代わりにアドレス等で管理されています。前述のHTMLページやWebアプリケーションはNFT/FTとして紐付けされており、それぞれ上記のトークンアドレスが割当されています。

▼ブロックチェーンエクスプローラー(Symbol)
テストネット: https://testnet.symbol.fyi/accounts/ [Token Address]
メインネット: https://symbol.fyi/accounts/ [Token Address]
*エクスプローラーでは、ブロックチェーン上のトークンの発生や移転情報などが時系列で確認できます。

▼公開デコーダURL
https://nftdrive-explorer.info/download.php?address= [Token Address](NFT-Drive公式)
https://nftdrive-explorer.grape.ne.jp/?address= [Token Address](当社、ぶどう株式会社)
*デコーダのプロトコルは一般公開されており、誰でもデコーダを自サーバにアップロードすることが可能です。

なお、フルオンチェーンでトークン化された商用HTMLページ、フルオンチェーンでトークン化されたWebアプリケーション【バーチャルカードトークンつくーる】、ブロックチェーン上のHTMLを参照する現物カードを制作するサービス【ブロックチェーンビジネスカード】はいずれも当社が世界初(*当社調べ)となります。


【会社概要】
■ぶどう株式会社
所在地 : 〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1-6-5 大輪ビル5階AB
代表 : 代表取締役 矢田 行雄
設立 : 2021年4月
Eメール: info@grape.ne.jp
URL : https://grape.ne.jp

「ブロックチェーンビジネスカード」概要紹介URL
https://grape.ne.jp/article/blockchain/blockchain-business-card/


【事業内容】
●ウェブサイト、オンラインアプリケーション、オンラインサービスの制作、運営
●ソフトウェアの企画、開発、保守
●企業戦略・企業革新の支援、マーケティングリサーチ、自然言語処理
●広告、写真、出版、各種の宣伝
●各サービスに付随する外国語翻訳
その他、関連事業等。


【お客様からのお問合せ先】
ぶどう株式会社
メールアドレス: info@grape.ne.jp

*「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
情報提供元: @Press