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「なぜ紛争地に行くのか?」――その答えがここにある


「紛争地では、市民、兵士、現地スタッフやボランティア、MSFの仲間たちとの多くの出会いがあった。(略)本書を読めば、彼らが私たちとなんら変わらない人々――平和を願い、戦争を憎み、家族を愛する人たちなのだということがきっと伝わるはずだと信じている。」(「はじめに」より)


YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=3nFOICcDR4c


ガザの子どもたちからアラビア語で数の数え方を習う白川優子さん(ⒸMSF)
 
 


空爆に、銃口におびえながらも、紛争地には「日常」がある。こんなにもあたたかい人々が暮らしている。


看護師として海外派遣18回を経験した著者が、現場で交流した市民や仲間の姿をいきいきと描く。活動中の暮らしや人道援助のエキスパートたちの素顔など、意外なエピソードも満載。人道支援のリアルが鮮やかに見えてくる!


[目次より]
◆I 忘れられない面影
「世界で一番新しい国」の母子/元少年兵と車いす/世界一大きな監獄の少女 ほか
◆II 心の声に導かれ、MSFの看護師に
メルボルンで見た「国境なき世界」/初めての紛争地で出会った“戦友”/看護の力の真価を知る
◆III 紛争が破壊するもの
ジャーナリズムが報じない“戦後”/兵士の治療と国際人道法/なぜ医療施設が攻撃されるのか?
◆IV 医療の前線を支える仲間たち
MSFの“柱”、ロジスティシャンに感謝を/ジャガイモと一杯の紅茶/顔も知らないあなたの力~寄付と信頼 ほか
◆V 派遣地での暮らし
“寝床”快適度ランキング/紛争地の「猫会議」/料理の時間~国境なき「スーパーシェフ」たち! ほか
◆VI 再びの旅立ち
迷いと葛藤を乗り越え、混乱のアフガニスタンへ ほか


電子書籍化にあたり、カラー口絵やコラムも完全収録!





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白川優子(しらかわ・ゆうこ)
1973年、埼玉県出身。小学1年生で「国境なき医師団(MSF)」に憧れる。高校卒業後、坂戸鶴ヶ島医師会立看護専門学校を卒業して看護師となる。日本で看護師として計7年間勤務。2003年にオーストラリアに渡り、2006年にオーストラリアン・カソリック大学看護学部を卒業。その後、現地の病院で4年にわたり勤務。2010年、MSFに参加。手術室看護師として、シリア、イラク、イエメン、南スーダン、パレスチナ(ガザ地区)、ネパール、アフガニスタンなど、紛争地や被災地を中心に活動。2018年以降はMSF日本事務局に採用担当として勤める。著書に『紛争地の看護師』(2018年、小学館)がある。


【書籍概要】
集英社クリエイティブe単行本
『紛争地のポートレート 「国境なき医師団」看護師が出会った人々』(白川優子 著)
2022年6月2日発売
発行=集英社クリエイティブ/発売=集英社
定価=1584円(税込10%)
http://www.shueisha-cr.co.jp/CGI/book/detail.cgi/1993/
【お問い合わせ先】集英社クリエイティブ 03-3239-3813


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