『ザ・クイーン エリザベス女王とイギリスが歩んだ一〇〇年』書影


『ザ・クイーン』中ページ①


『ザ・クイーン』中ページ②


『ザ・クイーン』中ページ③


株式会社カンゼン(本社:東京都千代田区)は、2022年6月17日に『ザ・クイーン エリザベス女王とイギリスが歩んだ一〇〇年』(マシュー・デニソン著、実川元子訳)を刊行いたします。


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『ザ・クイーン エリザベス女王とイギリスが歩んだ一〇〇年』書影


内容紹介


この不撓不屈の女性がイギリスを、世界を、支えつづけてきた!
チャーチルからジョンソンまで報告を受けた首相は14人
女王在位70周年(プラチナ・ジュビリー)を迎えた
英国史上最高齢、最長在位の君主
エリザベス女王伝記の決定版


妻であり、母でありながらも、君主としての振る舞いを常に重んじ、英国と世界の激動の歴史とともに生きた一世紀


英国と世界中の数百万の人々にとって、エリザベス2世は君主を具現化した存在だ。エリザベス女王は大恐慌数年前の1926年に生まれ、ほぼ一世紀近く英国と世界の激動の歴史を大国の女王として経験してきた。70年間の治世中に仕えた首相は、ウィンストン・チャーチルから現在のボリス・ジョンソンまで14人に及び、ハリー・S・トルーマンからドナルド・トランプまで13人のアメリカ大統領が謁見した。現在では、エリザベス2世が英国と英連邦の君主でなかった世界をもはや知らない英国人が大半となっている。
本書は、20世紀初頭から21世紀の現在まで、大きく変動した世界を生き抜いている女王の人生と、治世下にある英国と英連邦について、著者のマシュー・デニソンがつぶさにたどった壮大なノンフィクション作品である。英王室の輝かしい面だけでなく、陰の側面にもしっかりと目を凝らし、女王としての喜びと成功と共に、失望と苦悩も描く。エリザベス女王は2022年、在位70周年(プラチナ・ジュビリー)を迎えた。英国の歴史で最長の治世を誇るエリザベス2世の生涯を、英国と世界の情勢と重ね合わせて描く、まったく新しいタイプの決定版と呼ぶべき伝記だ。


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『ザ・クイーン』中ページ①


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『ザ・クイーン』中ページ②


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『ザ・クイーン』中ページ③


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ウィンザー王朝の系譜


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エリザベスを支える人々


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エリザベス関連年表


メディアの書評


「格調高くまとめられた決定版ともいえる女王陛下の新しい伝記。
女王の人生を、敬意を込めて公平な視点からまとめている。
特に女王の子ども時代についての著者デニソンの記述はすばらしい」
タイムズ紙
「女王の70年にわたる治世について、わかりやすくよくまとめられた内容で女王と英王室について知りたい人にとって、これ以上の本はないだろう」
デイリーテレグラフ紙
「無私無欲に奉仕する女王陛下の比類ない人生を魅力的に描きだしている」
チョイス誌
「格調高い新しい伝記」
OK!誌
「事実を丹念に追い、慎重に描き出された女王陛下の卓越した肖像」
サンデーテレグラフ紙


目次


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目次①


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目次②


ウィンザー王朝の系譜  
エリザベスを支える人々 
エリザベス関連年表
王室に関連する建物地図  
  
プロローグ
1 「王室の後継者たる直系の男子」
    (エリザベス0歳~4歳)
2 「二輪の薔薇【ばら】のつぼみ、静かにおだやかに、王室に春を告げる」
    (エリザベス4歳~7歳)
3 「まさにイギリスらしい子どもを描いた喜びに満ちた一幅【いっぷく】の写真」
    (エリザベス8歳~10歳)
4 「愛嬌のあるかわいらしい小さなレディは、次に王位を継承する身分となった」
    (エリザベス10歳~12歳)
5 「会った瞬間から恋に落ちた」
    (エリザベス13歳)
6 「シンプルにまとまって家庭生活を送ることは、最優先すべき使命である」
    (エリザベス13歳~19歳)
7 「王位継承者の結婚への準備はできているか?」
    (エリザベス20歳~21歳)
8 「固く結びついた新しいひとつの存在」
    (エリザベス22歳~25歳)
9 「歴史の花嫁が聖別され、祝福された」
    (エリザベス25歳~27歳)
10 「献身的な臣民が愛と情熱の光で輝かせた道を走り、長足の進歩をとげられた」
    (エリザベス27歳~28歳)
11 「いまだに一九世紀の大繁栄時代を引きずっているのか?」
    (エリザベス29歳~34歳)
12 「時間とエネルギーを、三つの義務に割いている――国、夫と子どもたちだ」
    (エリザベス35歳~38歳)
13 「ブロントザウルスのように環境に適応できずに絶滅して、
    博物館に展示されるだけの存在になりたい人などいない」
    (エリザベス39歳~44歳)
14 「国と恋愛していた」
    (エリザベス44歳~53歳)
15 「あらゆることに節度を保つ」
    (エリザベス50歳~61歳)
16 「いつまでわれわれの上に君臨するつもりだ?」
    (エリザベス61歳~71歳)
17 「女王に寄せる人々の親愛の情は決して消えることがないようだ」
    (エリザベス71歳~80歳)
18 「彼女は国民を幸せにしてきた」
    (エリザベス82歳~94歳)
訳者あとがき


書誌情報


タイトル  ザ・クイーン
エリザベス女王とイギリスが歩んだ一〇〇年
著 者  マシュー・デニソン
訳 者  実川元子
定 価  3,300 円(本体 3,000 円+税)
判型・頁数  四六判・600 頁(口絵 24頁)
ISBNコード  978-4-86255-646-2
発 売  2022年6月17日


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プロフィール


著者 マシュー・デニソン Matthew Dennison
英国生まれのノンフィクション作家、ジャーナリスト、放送作家。これまで著した9冊のノンフィクションの中には、ヴィクトリア女王やその末娘ベアトリス王女の伝記など英国王室に関する作品がある。また英国の有名な作家・詩人のヴィタ・サックヴィル=ウェストの伝記『Behind the Mask: The Life of Vita Sackville-West(仮面の裏で)』(未邦訳)は、英国の権威ある媒体であるタイムズ紙、オブザーバー紙、スペクテーター誌で2014年にブック・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した。『たのしい川べ』などの著作が日本でも広く親しまれているケネス・グレアムや、ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターなど英国を代表する作家たちの伝記も高い評価を受けている。
訳者 実川元子 Motoko Jitsukawa
翻訳家/ライター。上智大学仏語科卒。訳書にサンチェス・ベガラ『ココ・シャネル』フォーデン『ハウス・オブ・グッチ』トーマス『堕落する高級ブランド』リトルトン『PK』他多数。著書に『翻訳というおしごと』など。


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担当:伊藤真
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