浮遊ウイルス除去性能評価試験
電子式集塵フィルタは飛沫核(エアロゾル)をしっかり捕集
プレート表面写真
粒子の大きさ比較図
住宅換気用フィルタ及び喫煙所システムを製造・販売する株式会社トルネックス(本社:東京都中央区/代表取締役 松井 周生)は、第三者機関である一般財団法人北里環境科学センターにおいて、自社開発の電子式集塵フィルタを搭載した空気清浄機による浮遊ウイルスの除去性能評価試験を25m3試験空間にて実施しました。その結果、自然減衰と比較した場合の浮遊ウイルス数が99%減少したことを確認しました※2。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、厚生労働省が新型コロナウイルスの感染防止のために「換気の悪い密閉空間」を回避することを要請したことで、室内の「空気質」に対する関心が一層高まっています。一見キレイに見えるお家の空気には、目に見えない様々な汚染物質(花粉、ホコリ、PM2.5、ダニ・カビなどのアレルゲン等)が漂っており、さらには、ウイルスを含んだ飛沫がエアロゾルとして一定時間浮遊することもわかってきています。
窓を十分に開けられない場合は、高性能フィルタ式の空気清浄機が換気不足を補うために有効とされています※3。今回浮遊ウイルス除去効果を確認した弊社の電子式集塵フィルタは、金属の極板を数ミリ間隔で積み重ねた構造で、極板に高電圧をかけて粉塵を吸着する仕組みであり、一般的なろ過式微小粒子フィルタと異なり、圧力損失が少なく目詰まりしにくい構造のため、空気の流れを妨げずに「相当換気量」※4を確保できます。また、湿度やフィルタの汚れに応じて、自動的に最適な運転を行うことで※5、使い始めと変わらない集塵性能を長期間安定的に維持できます。
電子式集塵フィルタは、弊社の喫煙所システムや業務用空気清浄機をはじめ、住宅における全館空調の空気循環経路に設置する「全館空気清浄」、機械換気の種類を問わず設置可能な「サーキュレーション空気清浄」、さらに、取り入れた外気を清浄化してから室内に給気する「外気清浄」等、住宅の空気質向上のため活用されております。
2021年12月10日、オンライン配信セミナー(参加費無料)「窓開け困難な冬の感染症対策」の開催が決定いたしました。北海道大学大学院教授 林 基哉先生にご講演いただきます。詳細は下記セミナー概要をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしています。
※1 空気中の有害物質をすべて除去できるものではありません。電子式集塵フィルタでは、新型コロナウイルスによる検証はしておりません。
※2 32分で99%減少を確認。
※3 欧州暖房換気空調協会のガイドライン REHVA COVID-19 guidance document, Mar17,2020
※4 公益社団法人 日本空気清浄協会「JACA No.50-2016空気清浄機の性能評価指針」によると、空気清浄機により清浄された空気のことを「相当換気量」と呼び、換気と同等と考えることが可能とされています。相当換気量は「フィルタの捕集効率×処理風量」で算出されます。
※5 株式会社トルネックスの特許技術
◆浮遊ウイルス除去性能評価試験
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/285638/LL_img_285638_1.jpg
浮遊ウイルス除去性能評価試験
◆電子式集塵フィルタは飛沫核(エアロゾル)をしっかり捕集!
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/285638/LL_img_285638_2.png
電子式集塵フィルタは飛沫核(エアロゾル)をしっかり捕集
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/285638/LL_img_285638_3.jpg
プレート表面写真
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/285638/LL_img_285638_4.jpg
粒子の大きさ比較図
※トルネックスの電子式集塵フィルタで除去できる対象物質は、臭いやガス状物質以外の空気中に浮遊する粉塵、微生物、たばこ煙になります。
◆オンライン配信セミナー概要
窓開け困難な冬の感染症対策オンラインセミナー
□日時 :2021年12月10日 15:00~16:30
□場所 :インターネット環境がある場所からご参加ください(Wi-Fi推奨)。
Web会議アプリ「Zoomウェビナー」を使って開催します。
お申し込み後、ご招待メールを送信いたします。
□参加費:無料
□プログラム:
・基調講演「エアロゾル感染の原因と有効な換気対策について」
北海道大学大学院教授 林 基哉先生
・浮遊ウイルスやカビ等を捕集する空気清浄フィルタ
・置かない空気清浄機、ビルトイン空気清浄機 事例紹介
□講師ご紹介:
北海道大学大学院教授 林 基哉先生
住宅及び大規模建築物の室内環境(空気環境や温熱環境など)が居住者や利用者の健康に及ぼす影響と、その対策に関する研究、特に、シックハウス症候群、冬期のヒートショック、インフルエンザなどの感染症など、建築に関わる健康リスクへの対策や建築物衛生法の運営に活かすために、復興住宅や高齢者住宅・施設・省エネビルにおける室内衛生環境の研究を行われています。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/285638/LL_img_285638_5.jpg
林 基哉先生
□詳細とお申し込みはこちら: https://www.gaiki-seijouki.jp/1210-kanki/
掲載されている情報(製品の価格/仕様・サービスの内容)は、発表時の情報です。予告なしに変更される事がありますので、予めご了承下さい。
情報提供元: @Press