「eValue V」は、これまでも電子帳簿保存法の改正を考慮した製品強化をしてまいりました。スキャナ保存ソフトとしてのJIIMA認証を取得したほか、電子契約サービスとの連携による電子契約書の保管といった電子取引データ保存を意識したアドオン製品もリリースしました。 今回、「eValue V ドキュメント管理」は、証憑登録後に他者がチェックしてから手動でタイムスタンプを付与する運用、タイムスタンプを自動付与する運用、訂正削除履歴管理でタイムスタンプに代える運用を、企業の業務フローに合わせて柔軟に選択可能とします。また、「SMILE V 会計」との連携においても、1つの仕訳伝票に複数の証憑を紐づけて管理した際、それぞれの証憑文書を検索できるといった、仕訳伝票内の取引明細と証憑文書の紐付け設定の柔軟性・視認性を向上する強化を行います。
さらに、システム間連携も強化。「eValue V コミュニケーション」は、「SMILE V CTI」と連携することにより、CTIで応対履歴入力を行うと同時に社内メッセージを送信可能とし、スムーズな作業アサイン・業務連絡を実現します。「eValue V ワークフロー」は、申請データを出力する際、複数項目を組み合わせたり任意の文字列を追加したりすることが可能になったため、他システムで取り込みやすくなりました。 そのほか、同一基盤で動作するSMILE Vシリーズの簡易業務アプリケーション開発ツール「SMILE V CRM QuickCreator」も強化。お客様が独自に作った顧客管理アプリ等が、スマートフォン等のモバイル端末からでも利用可能となります。作成したオリジナル業務アプリケーションが、事務所でも外出先でも気軽に活用できます。