■ドライアイの86%は水分補給しても涙が蒸発しやすい“涙液蒸発亢進型” 涙は、「油層」「水層」「ムチン層」の3層で成り立っており、その中でも「油層」はまるでベールのように瞳を守り、涙の蒸発を防ぐ役割を果たしています。「涙液蒸発亢進型」のドライアイの人は、この油層が不安定になり、涙が乾きやすくなっています。油層を形成する油は、まつ毛付近にあるマイボーム腺から分泌されますが、不完全なまばたきや食生活の偏りによって、マイボーム腺から分泌される油の量や質が変わってしまうことが原因です。 また、ドライアイ全体の86%(※1)は『涙液蒸発亢進型』であることが論文等で明らかになってきています。 (※1)「ドライアイ全体の86%は脂不足のドライアイ」に関する文献 Distribution of aqueous-deficient and evaporative dry eye in a clinic-based patient cohort: a retrospective study Lemp MA, Crews LA, Bron AJ, Foulks GN, Sullivan BD. Cornea 2012 May;31(5):472-8. 画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/280528/LL_img_280528_1.jpg 涙の3層構造とマイボーム腺