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法政大学江戸東京研究センターは、市ケ谷キャンパスの「HOSEIミュージアム」において、9月7日(火)~10月3日(日)まで、江戸東京研究センター特別展を開催しています(一部の会場は9月30日(木)まで)。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/275058/LL_img_275058_1.png
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【展示内容/各テーマ紹介】
現代の東京を、江戸との連続性を意識して考えること。その意義とは、過去から現代につながるものを探り、この都市を今のこの東京であらしめているものを認識することであり、その住人にとっては自己確認をすることでしょう。法政大学江戸東京研究センターでは、文理の壁を越えてこの問題を追求してきました。江戸東京は、大火・水害・震災、そして戦災によって大きくその相貌を変容させ、さらに習慣化した建て替えのためにその変貌が続いています。そのなかでこの都市のアイデンティティを担保してきたのは、水流をはじめとする地形、地名、土地の物語や記憶、それをつなぐ人でした。
大きな建造物ではない、小さなモノで構成される生活空間のありようも含め、“Intangible”な―無形の遺産によって支えられてきた江戸東京らしさを考える展示です。持続可能性を優先した定常型社会のありかた、それを支える価値観をここ江戸東京に探ろうと、私たちは考えています。

<SiteA>「〈水都〉江戸東京」
水辺は江戸東京の場所が持つ特性を語るうえで欠かせない対象です。江戸初期の湊に面した芝居町、江戸城内の水の能舞台、幕末の神田川沿いの仮設の舞台を建築模型とコンピュータグラフィックで復元します。

<SiteB>「水辺の営み・都市の記憶と物語」
浮世絵の発達によって江戸東京はもっともさかんに表象された都市の1つとなりました。そこで描かれた水辺の景観を紹介しつつ、都市の歴史や由緒が人々の営みとともに記録・記憶され、語られてきたことを紹介します。

<SiteC>「現代の東京に息づく〈江戸東京〉」
僅かながらも地域の片隅や私たちの日常に残る、江戸東京のintangibleな痕跡。様々な手法を用いた建物の記録やまちのフィールドワークなどの“今”の記録から探ります。

<SiteD>「コモンズを再生する東京 2021」
建築家の実践による東京のコモンズ(空間的資源)の現在を紹介し、学生の提案とともに未来について考えます。


【会場】
法政大学市ケ谷キャンパス
SiteA ミュージアム・コア(九段北校舎1階)
SiteB 博物館展示室(ボアソナード・タワー14階)
SiteC ミュージアム・サテライト(ボアソナード・タワー26階)
SiteD ミュージアム・サテライト(外濠校舎6階)

※緊急事態宣言期間中は、SiteB・C・Dの入構口は【外濠校舎1階】です
(SiteA【九段北校舎1階】からご覧いただくことをお勧めします)


【会期】
2021年9月7日(火)~2021年10月3日(日)
※SiteBは9月30日(木)まで
※月曜休館(9月20日[月祝]は開館)


【開館時間】
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※緊急事態宣言期間中は、10:00~16:00(入館は15:30まで)


【入場費無料/事前申込不要】
※5名を超える団体でのご来場はご遠慮ください。
情報提供元: @Press