スマートレストラン イメージ

株式会社日立エルジーデータストレージ(代表取締役社長&CEO:Min Byung Hoon)は、新型コロナウイルス感染症対策強化と店舗運営効率化による人件費抑制を両立させるためのソリューションを提供することで、ニューノーマル時代の「スマートレストラン」を提案します。

本ソリューションでは、熱の検知もできるインタラクティブサイネージで注文受付と同時にお客様の体表面温度やマスク着用の確認を行い、3D LiDAR(注1)センサーで着席位置を特定することで、お客様と従業員との対面機会の低減を図ります。また3D LiDARセンサーで測った店内の空き状況や混雑状況をインタラクティブサイネージに表示することで、お客さまの入店を事前に制御し密集の回避を図ります。
さらに決済システムと連携させれば、セルフレジ(無人レジ)による更なる対面機会の低減も可能となります。

提案を実現するシステムは、大型タッチパネルを有するインタラクティブサイネージと距離情報を取得する3D LiDARセンサーとで構成されます。密集機会を減らすとともに、配膳までの待ち時間低減や空き状況の表示による利便性の向上、顧客回転率の向上、従業員のオペレーション効率化による経営コストの低減などに貢献します。

飲食店への導入については、株式会社弥七(代表取締役:長澤 善紀)と協力し、レストランPOTA PASTA京急鶴見店において、体験いただけます。

▼紹介動画はこちらからご覧いただけます。
https://hlds.co.jp/product/


■実証試験(PoC)の内容
大型タッチパネルを有するインタラクティブサイネージ(以下 TSB(注2))と複数の3D LiDARセンサーとを連携させたスマートレストランの実証試験を以下のように行います。

(1) 来店されたお客さまは、タッチパネル式のTSBに表示されたメニューから料理を注文します。その際、お客様の体表面温度とマスク着用の確認を行います。
(2) 注文は厨房内のプリンタから伝票として出力され、従業員は調理を開始します。
(3) お客様の着席位置は3D LiDARセンサーの動線・位置計測機能で把握されます。
(4) 伝票番号と共に厨房のディスプレイやタブレット端末に着席位置が表示されます。
(5) 調理が終わると、従業員は料理を伝票と共にお客様の着席場所へ運びます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/269424/LL_img_269424_1.png
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今回の実証試験は、インタラクティブサイネージに表示されたメニューからタッチパネルで注文を選ぶ「エクスプレス・オーダー」の対応を想定していますので、お客さまは並ぶことなく料理の注文が可能です。
また、従業員による検温作業や注文の確認作業が省けるため作業の効率化につながるとともに、対面機会を減らすことで、お客様、従業員の双方に安全安心を提供します。


(注1) 3D LiDAR:赤外光を照射し物体や人に反射して戻ってくるまでの時間を計測することで、物体や人の位置や形状を計測するセンサー(Light Detection and Ranging)
(注2) 人から放出される赤外線を検知し、温度を測定する温度センサーとタッチパネルを一体化した端末(Thermal sensing Board)


■株式会社弥七について
東京都港区に所在する自家製生麺専門 POTA PASTA、炭火焼き濃厚中華そば 倫道を運営する企業です。


■しんぱち食堂について
しんぱち食堂は株式会社越後屋が運営する炭火焼干物定食を中心に提供している飲食店です。


■株式会社日立エルジーデータストレージについて
所在地 : 〒108-0022 東京都港区海岸三丁目22番23号
代表 : 代表取締役社長&CEO Min Byung Hoon
設立 : 2000年11月22日
事業内容 : 光ディスクドライブおよび光応用製品の製造販売
URL : https://hitachi-lg.com/jp/
お問い合わせ: sales@hlds.co.jp
情報提供元: @Press