NI+Cは、ServiceNow社のパートナーとして、以下の2点に取り組みます。 (1)自社が提供する「Public Cloud MSP」のサービス基盤へServiceNowを導入して刷新 「Customer Service Management(※1)」と「IT Operations Management(※2)」により、ユーザー・インターフェースからオペレーションまでサービス運用全般を最適化された形にして提供します。 これにより、以下の効果が期待されます。
a. ユーザー向けポータルの提供とチケッティングシステムの導入よるユーザビリティの向上 b. 監視アラート検知とインシデント登録の自動化によるアラート対応速度向上と品質向上 c. 監視イベントトリガーでのシステム自律制御の実装(一次対応レベルのものを自動化)による、サービスレベルの向上 d. インシデント管理から構成管理に至る運用管理フローの可視化
(2)お客様の運用管理基盤へServiceNowを導入する支援を開始 自社Public Cloud MSPへの導入事例をショーケース化して蓄積したナレッジを活かし、お客様の運用管理基盤へのServiceNow導入を支援します。サービスパートナーとして、「Customer Service Management」と「IT Operations Management」のスキルに独自の特色を持ち、これまで培ってきたPublic Cloudスキルと見識を組み合わせて、お客様の最適なパブリック・クラウド運用管理基盤の構築に貢献します。
※1 ServiceNow Customer Service Management: ServiceNow Customer Service Managementは、顧客向けのサービスマネジメント業務を変革するためのソリューションです。ポータル、エージェントワークスペース、ワークフローなどの機能群により、フロントエンドとバックエンドのサービスオペレーションを融合、各処理を一本化することでカスタマーエンゲージメントを向上し、手作業やプロセスの断絶による事後中心の対応から能動的かつシームレスな対応へのシフトによる顧客体験の最大化を実現することが可能となります。
※2 ServiceNow IT Operations Management: ServiceNow IT Operations Management ソリューションは、Visibility(可視化)、Health(健全化)、Health Log Analytics(ログ分析)、Optimization(最適化)の4つから成り立ちます。 Visibility(可視化)では、管理対象システムにどのようなサービスが存在するのか、また、それらがどのようにアプリケーション、データベース、サーバなどの IT リソースに依存しているのかなどを一元的に可視化することが可能です。 Health(健全化)では、システム停止を引き起こす可能性のあるイベントを分類、優先順位付けする効率的なプロセスを確立したり、 収集した大量のイベントを有効活用して予兆検知に繋げ、影響を受ける可能性のあるサービスに対する必要な処置を事前に実施することが可能になります。 Health Log Analytics(ログ分析)では、生成されたログデータをリアルタイムで収集、把握して、相関関係を明らかにすることで、問題の予兆検知をより迅速かつ高度に行うことができるようになり、より少ないコストとカスタマイズで、プロアクティブなIT運用を早期に実現することが可能となります。 Optimization(最適化)では、「システムのプロビジョニングや設定変更が効率化できない」「パブリッククラウドの利用が広がる中、共通の管理スキームやガバナンスを効かせることが難しい」「ITシャドーイングによるコスト増加している」などのお客様の課題を解決します。Cloud Provisioning and Governanceは、Optimizationの機能として位置付き、お客様のIT 運用を効率化し、企業の俊敏性を高め、多くの時間と専門知識を戦略的なビジネス活動へ繋げる支援をします。