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『帰省なう あれから…』10年前の長谷川雅紀(C)HTB
『帰省なう あれから…』母の営む居酒屋で 左から長谷川雅紀、母 (C)HTB
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『帰省なう あれから…』左から錦鯉・長谷川雅紀、渡辺隆(C)HTB
HTB北海道テレビでは、7月21日(水)よる7時から『帰省なう あれから…』を放送する。
長谷川雅紀と渡辺隆の人気お笑いコンビ「錦鯉(にしきごい)」。昨年のM-1グランプリで決勝に進出し、“M-1史上最高齢ファイナリスト”として話題を呼んだ。ボケ担当の長谷川は札幌出身、芸歴27年、49歳。過去を振り返ると売れないピン芸人としての生活が長く続いていた。30歳で上京。40歳のときに初めて帰省した。HTBはこの時の長谷川を2011年、「HTB深夜開拓魂『帰省なう』」で取材し放送。
ようやくブレイクした長谷川はこの春、相方を連れて帰省。母の存在や故郷について何を思うのだろうか。
『帰省なう』の放送から10年、涙の帰省に再び密着。北海道のゴールデン帯で奇跡の人生逆転劇を届ける。
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『帰省なう あれから…』10年前の長谷川雅紀(C)HTB
「こ~んにちは~!」と叫ぶ姿が印象的な長谷川雅紀は札幌市白石区出身。20年前は札幌吉本の芸人で、HTBの情報番組「夕方Don!Don!」のリポーターとして活躍していた。
2002年、30歳のときに全国区の芸人になることを夢見て上京。牛丼店でアルバイトをしながらの芸人生活だったが、鳴かず飛ばず。“売れないピン芸人”としてもがいていた2011年の夏の日、長谷川は10年ぶりに母親の元に帰省した。
“母さんが居酒屋のお客さんから、「毎週息子をテレビで見ているよ」と言われるように頑張るので、もう少しだけ芸人を続けさせて欲しい・・・“
“本当そうだよ、まさのり出るよじゃなくて、見たよって言われたいね・・・”
新千歳空港へ向かう列車で、母から渡された手作りのおにぎりを食べた長谷川の目からは涙がこぼれ落ちていた。
その後、長谷川はピン芸人を卒業し、渡辺隆とコンビを組んで「錦鯉」を結成。アルバイトを続けながらの芸人生活に変わりはなかったが、徐々に力をつけていき、2020年のM-1グランプリで長谷川は“最年長ファイナリスト”に。5081組の中の4位という爪痕を残す。
母との約束を交わした日から約10年。奇跡の逆転劇が起きた。49歳と43歳のコンビは注目を集め、いまや毎日のようにバラエティー番組でその活躍を見せている。
2021年春、長谷川は相方を連れて札幌へ帰省。思い出の地を巡った。初めて人前で漫才をした原点の場所や、母校の小学校へ。同級生との37年ぶりの再会もあった。
そして長谷川は渡辺隆とともに母の営む居酒屋へ。10年越しで母との約束を果たした長谷川は、久しぶりに会う母に何を語るのか。
新千歳空港に向かう車の中で、最後のインタビューを試みた。
「雅紀さんにとって故郷はどんな存在でしょうか?」。長谷川は数秒間宙を見つめた後、急に泣き出した。そして一言、一言かみしめるように胸中を語り始めた。
HTBに眠る秘蔵映像と共に綴る、奇跡の人生逆転劇。
49歳で花開いた遅咲き芸人の帰省する姿から、ふるさと、家族、そして友のありがたみがじわじわと伝わる。
■ナビゲーター: オクラホマ(藤尾仁志・河野真也)、室岡里美 (HTBアナウンサー)
■ナレーター: 窪田等(代表番組「情熱大陸」)
■番組ホームページ : https://www.htb.co.jp/kisei_2021/
■制作スタッフ : 企画・プロデューサー : 戸島龍太郎
チーフディレクター : 平尾由佳子
■放送局:HTB北海道テレビ
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『帰省なう あれから…』母の営む居酒屋で 左から長谷川雅紀、母 (C)HTB