そして、プロジェクトの1番目の課題として真っ先に取り組んだのが、全国初、本格的サウナが車内で楽しめる「キャンピングサウナバス」の開発でした。当麻町ならではのサウナバス開発に向け、キャンピングカーの製造事業を手掛けるトウマ電子工業「Touma Auto Project」の車両開発を中心に、サウナスペース内装材など木材提供には当麻町森林組合やHOKUON×北央銘木など、「木育の町」を掲げる当麻町が誇る町工場がタッグを組みました。本場フィンランドのサウナ入浴方法で、ストーブの上で暖められたサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させるのが“ロウリュ”です。当麻町の官民の力を合わせた結果、その“ロウリュ”が車内で体験できる全国初のキャンピングカーが、わずか3か月という開発期間で完成致しました。 木の香りを楽しめるよう、内装には当麻町産のトドマツを使用しています。