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台湾中央山脈の麓に佇む温泉リゾート「星のやグーグァン」は、昨年につづき、2年目となる児童節(台湾子供の日)のイベントを2021年4月6日と12日に開催しました。当イベントは、地元の「谷關(グーグァン)博愛(ボーアイ)小学校」の谷關校と松鶴(ソンハー)校の、6年生12名の児童を星のやグーグァンに招待し、ホテルの仕事や地域の自然や文化を学んでいただくものです。今年は事前に小学校へスタッフが訪れ、イベント当日のための準備としてワークショップを行うという、新しい取り組みも始めました。
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当ホテルは、グーグァン地域から台湾全体の観光を盛り上げたいという思いを持って運営しています。グーグァンは豊かな自然と温泉を中心に、観光産業で栄えてきた地域です。当イベントは昨年よりスタートし、今年で2回目の開催です。地元の児童たちにホテルの就業体験を通して将来観光産業の仕事への興味を持ってもらうことと、観光資源につながる地域の特色や文化を知ってもらうことの2つの目的で実施しました。
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星のやグーグァンの制服を身にまとった児童たちは、お辞儀の仕方や、ダイニングでの食事の提供などをスタッフに教わりながら体験しました。初めての接客に、最初は緊張している様子でしたが、練習を重ねることで、最後には笑顔で保護者に食事を提供ができました。
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グーグァンの温泉は、100年以上前にこの地域に住む原住民族「タイヤル族」によって発見されたと言われています。当ホテルではタイヤル族の講師を招いて、機織り機を使った織物を体験する「タイヤル族の織物」というアクティビティを行っています。そこで、今年の児童節のイベントでは、児童たちが当アクティビティの講師役になることを一つの体験としました。イベント当日に向けて、祖先の暮らしの理解を深めるため、事前に祖父母に話しを聞く宿題を出しました。そして、当ホテルのスタッフが各小学校を訪れ、児童たちより宿題の発表をしてもらうほか、スタッフが織物の色や模様の意味を教えるワークショップを実施しました。イベント当日、児童たちはタイヤル族の講師に機織り機の使い方を習い、その後、実際の宿泊客や宿泊客に見立てた先生や保護者に、学んだことを教える、アクティビティ講師役を体験しました。
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「ホテルにはさまざまな仕事があることを知るだけではなく、自分の住む地域の食や文化を、伝えることができる仕事であることを知りました。織物の文化を学ぶ宿題で家族から話を聞いたり、実際の機織りをしたりするのはとても楽しかったです。料理を提供する際や機織りの講師になるのは緊張もしましたが、やり遂げた達成感がありました。」
約3,000m程の山々が連なる台湾中央山脈の麓にある温泉地・谷關(グーグァン)。源泉掛け流しの半露天風呂付客室、風と水を感じる開放的なパブリック空間、滞在シーンに合わせた料理など、谷關の自然に憩う温泉リゾートです。
所在地 :台湾台中市和平区博愛里東關路一段温泉巷16号
電話番号:0570-073-066(星のや総合予約)
客室数 :49室(全室半露天風呂付)・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金 :1泊 21,000台湾ドル~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)
*1台湾ドル=約3.90円 2021年5月現在
アクセス:台北松山空港より台北駅で乗り換え、高速鉄道台中駅から車で約90分
URL :[https://hoshinoya.com/]{https://hoshinoya.com/}