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今年度のTOKYO KNITは、プロジェクト参加企業が総合テーマとして、「SUSTAINABLE ACTION by TOKYO KNIT」(※1)を掲げ、国内外の展示会出展やデザイナーコラボレーションを推進してまいりました。
そして、2021年3月1日~3日には、今年度事業の集大成として、新型コロナウイルス感染症対策を徹底したリアル展示会とリモテン(※2)を活用したデジタル展示会を同時開催いたしました。
本展示会では、TOKYO KNIT認証25社による12のオリジナルブランドの商品ブースと、8つのOEM/ODM対応アピールブースの合計20ブースの展示や、「ANREALAGE」「Children of the discordance」とのコラボ商品の展示など、参加各社それぞれの技術の粋が集結した、「TOKYO KNIT」の魅力を存分に体感できる機会としてアピールを行い、結果、約300名のメディア関係者様、業界関係者様にお集まりいただき、盛況のうちに閉幕いたしました。

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◆「TOKYO KNIT」東京展 実施概要
主催:東京ニットファッション工業組合
日程:2021年3月1日(月)~2021年3月3日(水)
時間:各日10:00~17:00
※新型コロナウイルス感染症対策のため、
(1)10:00~12:00、(2)13:00~15:00、(3)15:00~17:00の
いずれかの時間帯をご指定いただいての完全予約入場制にて実施。
会場:ifs 未来研究所サロン(東京都港区北青山2-3-1 伊藤忠ガーデン2階)


◆「TOKYO KNIT」リモテン 実施概要
主催:東京ニットファッション工業組合
日程:2021年3月1日(月)~2021年3月3日(水)
時間:各日10:00~17:00


◆東京展及びリモテン出展社一覧(50音順)
https://www.atpress.ne.jp/releases/250393/att_250393_1.pdf

※参考資料:TOKYO KNIT 東京展/リモテン出展企業及び連携・コラボ参加企業詳細
https://www.atpress.ne.jp/releases/250393/att_250393_2.pdf

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◆デザイナーコラボ:「ANREALAGE」
2021S/Sコレクション(2020年10月発表済み)の一部(株式会社川島メリヤス製造所がコラボを担当)を展示いたしました。
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・ANREALAGEプロフィール
デザイナー森永邦彦。1980年、東京都国立市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。大学在学中にバンタンデザイン研究所に通い服づくりをはじめる。2003年「アンリアレイジ」として活動を開始。
ANREALAGEとは、A REAL-日常、UN REAL-非日常、AGE-時代、を意味する。2005年東京タワーを会場に東京コレクションデビュー、同年ニューヨークの新人デザイナーコンテスト「GEN ART 2005」でアバンギャルド大賞を受賞。2011年、第29回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。2014年よりパリコレクションへ進出。2015年フランスの「ANDAM FASHION AWARD」のファイナリストに選出される。2017年パリコレ以降の作品を展示した「A LIGHT UN LIGHT」展を国内で開催し、LA及びサンパウロのJAPAN HOUSEにて巡回展を開催、また、ポンピドゥー・センター・メッスやロスチャイルド館、森美術館での展覧会へも参加している。2019年フランスの「LVMH PRIZE」のファイナリストに選出。2019年度第37回毎日ファッション大賞受賞。
2020年1月「TOKYO KNIT」とコラボしたカプセルコレクションをPITTI UOMOで発表。2020年1月日本人デザイナーではじめてミラノでFENDIとコラボラインを発表した。( https://www.anrealage.com )
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◆デザイナーコラボ:「Children of the discordance」
2021年1月に発表済みの2021A/W先行コレクションの一部(株式会社川島メリヤス製造所・株式会社アーテスがコラボを担当)を展示いたしました。
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・Children of the discordanceプロフィール
2011年にデザイナー志鎌英明によって設立。90年代以降のファッションや音楽からインスピレーションを得ており、長年にわたって世界中で調達されたヴィンテージウェアなどからアップデート、アップサイクルされた独特のコレクションを形成している。
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<TOKYO KNITの取り組み>
東京ニットファッション工業組合(※3)では、2015年よりスタートした青年部メンバーによる「次世代プロジェクト」を通した勉強会で、産地ブランドについての研究が行われてきました。その後、東京都中小企業団体中央会からの支援により「TOKYO KNIT」(※4)ブランドを構築し、品質と技術を保証するブランド認証制度(※5)を導入するなど、東京をニット産地とする「産地のブランド化」を目指し、東京ニット製品の付加価値向上に取り組んでおります。

(※1)SUSTAINABLE ACTION by TOKYO KNITについて
ものづくりに携わるTOKYO KNITの認証企業が、次世代に向けて美しい地球を維持し、伝えていくために、中小企業のファクトリーだからこそできることを推進し、訴えていくものです。
2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」=SDGsの目標達成へ向けて、TOKYO KNITとして、「商品」「工場」「企業」「生活者」という4つの切り口で認証各社が自己チェックを行い、その達成度合いを公開していきます。
個々の企業の努力を集め、TOKYO KNITとして世界に対して、ヒトに対してできることを明確にしていきます。

(※2)リモテンについて
オンライン一(いち)、距離が近い、リモート展示会。
外出自粛でリモートワーク。リモートで展示会に行けない。リモートで、外出準備ができていない。リアルの展示会と同じような対面で密なコミュニケーションが取りづらい。そんな悩みを解決する、主催者も来場者もフルリモートで展示会に参加でき、リアル以上に密にコミュニケーションが取れ、一歩も歩くことなく効率よく商品やブランドのプレゼンテーションを見て・聞くことができる、まったく新しいリモート展示会です。

(※3)東京ニットファッション工業組合(略称:TKF)
ニット生地並びに製品の製造業を営む中小企業者の経営の改善発展、安定、合理化を図ることを目的とし、昭和24年に中小企業等協同組合法の下、正式に法人格を持つ団体として発足。
昭和61年に現在の名称である「東京ニットファッション工業組合」と改称、現在約200社の組合員を擁する組織。( http://www.tkf.or.jp/ )

(※4)TOKYO KNITについて
東京にしか創れないニットの未来を世界に発信する、それが私たちのミッションです。
TOKYO KNITは、東京の東部、墨田区本所界隈を中心に事業を展開しているニットファッション製造事業者が、次なる時代のファッション産業のあり方を目指す、新しいものづくりのプラットフォームです。東京のニット産業の歴史は江戸時代に遡ります。鎖国状態にあった当時の日本は、多くを国内生産に頼る必要があり、戦国時代の終焉とともに訪れた泰平のなかで、武士は刀を捨て、新たな仕事に従事することを迫られました。江戸東部に住んでいた武士は、手編みにより靴下や下着といったメリヤス製品を作るようになり、それが徐々に進化し、明治時代の殖産興業政策によりこの地はニット産業発祥の地となったのです。戦後、ファッション文化の中心となった東京には、多くのデザイナーがアトリエを構え、流通、小売業者も急増。
さらに1970年代以降には、東京発のデザインが世界でも高く評価されるようになり、東京のニットメーカーはカジュアルからハイファッションまで、幅広いクリエーションに携わることになりました。東京のニット産業には、歴史と経験に基づく確かな技術力とともに、世界を刺激し続ける東京ファッション独自の創造力を支えるフレキシブルな思想が根付いているのです。( http://www.tokyoknit.jp/ )

(※5)TOKYO KNITブランド認証制度
東京ニットファッション工業組合では、「技術のブランド化」をテーマに、組合員企業の中で、一定の認証基準を満たす企業を、有識者による認証審査委員会(水野誠一委員長)の審査により「TOKYO KNIT」ブランドの認証企業として認証しています。現在、31社が認証されています。
情報提供元: @Press