LINE Fukuoka株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長:落合 紀貴)は、福岡市と共働してサービスを提供している福岡市LINE公式アカウントに搭載した防災関連の機能について周知し、利活用を促進するため、平常時、災害時、復旧時の時系列で活用法をまとめた「福岡市LINE公式アカウント 防災ハンドブック」を制作し、福岡市民に向け配布を開始したことをお知らせいたします。
■福岡市LINE公式アカウント 防災ハンドブック このたび配布を開始した「福岡市LINE公式アカウント 防災ハンドブック」では、時系列の状況や避難行動を「いますぐ」「日頃から」「災害発生時」「災害の後」のイラストでまとめ、そのシーンごとに福岡市LINE公式アカウントでできることや操作手順を誌面に配置することで、福岡市LINE公式アカウントを使った防災活動をイメージしやすくしています。 紙媒体のハンドブックとすることで、機能の操作や、福岡市LINE公式アカウントの友だち追加、防災情報受信のための事前設定などについて、実際にスマートフォンを操作しながらマニュアルのように使っていただけるほか、最寄りの避難所やその場所の浸水リスクなどの災害が起きる前に知っておきたい情報について、福岡市LINE公式アカウントで調べて書き込めるスペースも設け、平常時からの利用につなげます。 一家に一冊常備し、家族で一緒に災害時の行動を考えるきっかけにしていただくことを目指して、第一弾として、2020年12月10日より、福岡市内の小学校・特別支援学校小学部の全児童への配布を開始しています。今後は、このハンドブックを通して、オンラインだけでは情報を届けにくい皆さまにも福岡市LINE公式アカウントを使った防災について知らせ、実際に活用していただけるように取り組んでまいります。 LINE Fukuokaの公式サイトでの閲覧も可能です。 https://lin.ee/bL9QCDw/prmt/bousai/hb
2020年9月には福岡市と共働で、福岡市LINE公式アカウントの避難行動支援機能を活用したオンライン避難訓練「とつぜんはじまる避難訓練」(実施レポート https://linefukuoka.co.jp/ja/pr/news/2020/092310 )を実施。参加登録者数は14,857人、災害時のデモ体験数は8,619回におよび、体験後のアンケートでは93.8%の方に「防災意識が向上した」と回答いただきました。2020年12月には博多まちづくり推進協議会・We Love 天神協議会が、福岡市LINE公式アカウントとこの訓練の仕組みを用いた会員向けの避難訓練を共同で実施しており、福岡市LINE公式アカウントを活用した防災意識向上や、災害への備えの動きが活発化しています。
福岡市LINE公式アカウントの防災関連機能には、サービスの開始以降、全国から多くのお問い合わせを頂いていることから、全国の自治体でも簡便に導入していただけるよう、仕組み化を進めております。 2020年12月15日にLINE Fukuokaが開催する「LINE SMART CITY DAY FUKUOKA 2020」にて発表予定です。
LINE Fukuokaはこれからも、LINEの先端技術やノウハウを活かしながら、自治体、府省庁など関係機関との連携をすすめ、防災・減災体制の強化に取り組んでまいります。また、福岡市のSmart City化を推進することで、「“WOW”=“ライフスタイルイノベーション”によって、24時間365日ユーザーの生活すべてをサポートするライフインフラを目指す」というビジョン「Life on LINE」を実現してまいります。