『生きるコツ』カバー


著者近影

毎日新聞出版株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:小島明日奈)は、東京大学名誉教授・熊本県立劇場館長兼理事長の姜尚中さんの新刊書籍『生きるコツ』を2020年11月30日に発売します。



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『生きるコツ』カバー



100歳以上の高齢者は2020年9月時点で8万人を超え、日本は世界有数の長寿国となっています。現代社会において長寿とは、確かに喜ばしいことではありますが、健康や金銭面での不安があるのも事実です。「長生きしても仕方がない」と悲観的に考えるのではなく、高齢社会を肯定的に捉えられないものでしょうか。

2020年8月、姜尚中さんは70歳になりました。先例のない長い老後と私たちはどう向き合い、生きればよいのか。留意すべきことは何か。中高年層を中心に絶大な支持を得ている著者が、人生や老いにまつわる悩みを抱える多くの読者を勇気づけてくれます。現代における「老い」の意味と可能性を追求する、人生100年時代の必読書です。





【目次】

第1章:コロナ時代を生き抜く

無心になること/新しい「中世スタイル」を楽しむ/「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」/最小限主義の生き方/「東京的なるもの」の落とし穴/手ごろな距離感のコミュニティ/「路地」としての劇場(1) コロナ時代の感動/「路地」としての劇場(2) テント演劇の再来/「路地」としての劇場(3) 野外劇場が示す無限の可能性



第2章:孤独を友にする

長生きはもっけの幸い/老いは未知との遭遇/生きること、食べること/初恋、忘じがたく候/旅の力/寝台列車に揺られ故郷を想う/故郷の友よ



第3章:老いてなお興味津々

老いて興味津々/出たとこ勝負/本番力/食いしん坊万歳(1) 少年時代のアイスキャンデー/食いしん坊万歳(2) 食の「ニュー・ノーマル」/チャレンジは未知との遭遇(1) 人生はなりゆきの連続/チャレンジは未知との遭遇(2) 思い切りの力



第4章:妻の教え

無くて七癖/甘えの力/番狂わせ/酒との付き合い方/夫婦はいつも片思い/夫婦の甘えとすれ違い/妻という「ホームドクター」



第5章:軽井沢での日々、猫のいる暮らし

ホーム・アローン/「猫嫌い」の試練/猫戦争と癒しの時間/東京―軽井沢、二拠点生活の心地よさ/高原の日々を生きる





【著者プロフィール】

姜尚中(かんさんじゅん)

1950年、熊本県熊本市に生まれる。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。国際基督教大学准教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授、聖学院大学学長などを経て、東京大学名誉教授、東京理科大学特命教授。現在、熊本県立劇場理事長兼館長、鎮西学院学院長。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍。おもな著書に『悩む力』『母―オモニ―』『続・悩む力』『心』『母の教え 10年後の「悩む力」』『朝鮮半島と日本の未来』(いずれも集英社)、『見抜く力』(毎日新聞出版)など多数。



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著者近影



【書誌情報】

『生きるコツ』

出版社 :毎日新聞出版株式会社

著者 :姜尚中 定価:1,100円(税込)

判型など:新書変形判/1C/208頁

発売日 :2020年11月30日

情報提供元: @Press