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栗かぼちゃと細長い宿儺(すくな)かぼちゃ
試作のため集まった各店のシェフたち
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全5店舗で楽しめる「栗かぼちゃのスープ」
フランス料理界の巨匠「ポール・ボキューズ」の名を冠したレストランを展開するひらまつは、ボキューズ氏がリヨンの本店のメニューに必ず加えた旬の野菜や食材を使ったポタージュ「Potage de Légumes(野菜のポタージュ)」を紹介する「Les Soupes de Bocuse(スープ de ボキューズ)」を全国5店舗のブラッスリーで展開中。好評を博した第一弾の「ヴィシソワーズ」に続き、今回の第二弾は「栗かぼちゃのスープ」です。
レストランではまず旬を味わってほしいというボキューズ氏の想いが込められた野菜のポタージュは、日本でもじゃがいもやとうもろこしなどを使い、今ではとても身近な人気メニューとなっています。
「レストラン」という言葉は、フランス語の「Restaurant(レトーラン)」を語源とし、「回復する食事」を意味します。この言葉が生まれた16世紀頃、フランスではコンソメを使った栄養価の高いスープのことをこう呼び、スープを提供し回復させる場所として、現在の「レストラン」が生まれました。「スープ」と「レストラン」には深いつながりがあり、この旬の野菜を使ったスープを紹介する企画も、「フランス料理を通して日本にフランス文化を広める」というひらまつの理念のもとに考案され、スタートいたしました。
9月のある日、「Les Soupes de Bocuse(スープ de ボキューズ)」第二弾となる「栗かぼちゃのスープ」の商品開発のため、中谷一則統括料理長のもとに東京、福岡、金沢のポール・ボキューズの店舗から7人のシェフが集結。
ポール・ボキューズ氏の料理の三原則である「良い素材、良い火加減、良い味付け」を基本に、日本の気候や野菜の特徴に合わせて、適正な温度、分量、味付けを施します。ポール・ボキューズ氏から受け継いだ伝統のスープレシピを読み解き、最高においしいスープを再現しました。
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栗かぼちゃと細長い宿儺(すくな)かぼちゃ
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試作のため集まった各店のシェフたち
日本とフランスでは味や食感が大きく異なる「かぼちゃ」。フランス産はでんぷんが少なく、あっさりしているため、スープにする場合はじゃがいもやポロ葱を加えて甘みやとろみを補いますが、日本産は栗やさつまいものような甘みとねっとりとした粘度があり、他の食材を加える必要がありません。
今回のスープには日本の「栗かぼちゃ」を使い、試作を繰り返した結果、最終的にはじゃがいももポロ葱も、ブイヨンも入れずに、栗かぼちゃだけで作るのが一番おいしいという結論に至りました。使うのはかぼちゃと生クリームとバターだけ。かぼちゃ本来の甘みと旨みを最大限に引き出した、シェフ渾身のスープの完成です。
9月15日より、東京(六本木、銀座、東京)、福岡、金沢の「ブラッスリー ポール・ボキューズ」全5店舗で「栗かぼちゃのスープ」のご提供を開始。今後も年間で旬を追って素材を替え、さまざまなスープをご紹介していきます。次回は11月1日より「きのこのスープ」、来年1月より「オニオングラタンスープ」をご提供予定です。
9月15日~10月31日の期間中、全国5店舗の「ブラッスリー ポール・ボキューズ」で飲んだかぼちゃのスープの写真をハッシュタグ「#スープdeボキューズ」および「#かぼちゃのスープ」と一緒に投稿すると、抽選で5名様に「ブラッスリー ポール・ボキューズ」オリジナルスープボウルが当たるキャンペーンを実施中。詳細は各店ホームページにてご覧いただけます。
【期間】 9月15日~10月31日
*店舗によって開始日が若干異なる場合があります。各店HPをご確認ください。
【開催店舗 / 料金】
◆ ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ (東京・六本木)
◆「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」 (東京・銀座)
◆「ブラッスリー ポール・ボキューズ 博多」 (福岡・博多)
◆「カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズ」 (金沢・広阪)
※コースに追加 +500円、ラージ+800円
◆「ブラッスリー ポール・ボキューズ 大丸東京」 (東京・丸の内)
※2,500円コースに追加+300円、単品800円(10月1日より+500円、ラージ+800円に変更)
※価格は税別表示です。
1926年、リヨン近郊の料理人の子として生まれ、名店「ラ・ピラミッド」で伝説の料理人フェルナン・ポワン氏の薫陶を受けたポール・ボキューズ氏。実家に構えたレストラン「ポール・ボキューズ」は、1965年に三ツ星を獲得して以来、50年以上三ツ星を獲得。
フランス料理の素晴らしさを後世に伝えるため、リヨンを拠点にレストラン、ホテル、学校や財団を創設し、現代フランス料理の発展に全精力を傾ける。今、世界中でフランス料理が食べられるのは、ボキューズ氏のおかげであり、その功績は計り知れません。
「フランス料理の素晴らしさを世界に広めたい」という氏の想いは、海を越え、日本へ。ひらまつとのパートナーシップにより、2007年、日本に「ポール・ボキューズ」ブランドのレストラン・ブラッスリーをオープン。日本のメゾン(本店)として、東京・代官山に「メゾン ポール・ボキューズ」、金沢に「ジャルダン ポール・ボキューズ」、そして、東京、福岡、金沢に「ブラッスリー ポール・ボキューズ」5店舗を展開。全国で合計7店舗運営しています。
現代フランス料理を築き上げ、その発展に多大な貢献を残した世紀のシェフ。世界中の料理人の憧れであり、フランス料理界の神様のような存在です。