G Suite Enterprise for Education株式会社電算システム(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役社長執行役員 COO:田中 靖哲、以下「電算システム」)は、麻布大学(本部:神奈川県相模原市、学長:浅利 昌男)が、全学的なコミュニケーションの活性化とオンライン授業のさらなる円滑化を実現するために、2020年7月31日より Google(TM) の「 G Suite Enterprise for Education 」を導入し、麻布大学内の全学生・教職員約3,000人規模での ICT 活用を開始したことをお知らせいたします。
新型コロナウイルスの影響で学校の休校措置が取られたことにより、遠隔授業を行うことが余儀なくされる中、Google は、G Suite for Education を利用する教育機関を対象に、Google Meet の高度なビデオ通話機能を9月末まで無料で提供していました。この機能を使うことにより、最大250名の参加可能なオンライン授業ができ、授業は録画することができるため、学生はいつでも授業を見直すことができ、より一層学習の理解を深めることができます。
2020年9月末にこの Google Meet の高度なビデオ通話機能の無償提供は終了する予定であるため、電算システムに、Google Meet の録画機能を使って継続的に学びを提供できる環境にしたいという学校様からの多数のお問い合わせをいただいております。引き続き、電算システムでは、G Suite Enterprise for Education ライセンスの委託販売と、導入を行うリセラーとして、G Suite Enterprise for Education のご提供、利活用のご提案をさせていただくことで、学びを止めない学習環境づくりをサポートさせていただきます。
【麻布大学の取組み】
現在、麻布大学では新型コロナウイルスの感染症対策として、2020年度前期は、実習などの場合を除き、原則、オンラインで授業を行う方針です。オンライン授業の際、学生が自宅から遠隔で授業を受講できるツールとして、かねてより1名1アカウントを配布していた G Suite for Education(TM) の、「 Google Meet 」を活用することを決めました。Google Meet は授業での利用だけでなく、授業の不明点を解決するチューターによる個別指導や、就職活動を控えている学生のオンライン相談、また教授会などの学内の教職員の会議でも活用されています。
2020年度後期以降の授業の方式について、現時点は未定ですが、未曾有の事態にも対応できる、学びを止めない環境づくりのため、G Suite for Education から G Suite Enterprise for Education にアップグレードすることにしました。これにより、全ての学部・学科において、学生が同じ時間帯に同じ講義を受講することが継続的に可能となりました。
G Suite for Education のすべての機能に加えて、さらに高度なセキュリティ ツール、詳細な管理、充実したオンライン授業などを実現する優れたツールが含まれています。ライセンスは、ドメイン全体(ドメイン内の全ユーザー)に付与することも、ドメインの一部(一部のユーザー)に付与することも可能です。