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中島真志教授
麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲) の中島真志教授(経済学部所属)が「アフター・ビットコイン2 仮想通貨 vs. 中央銀行 -「デジタル通貨」の次なる覇者-」を出版します。
前著「アフター・ビットコイン」は大手書店で軒並みベストセラーとなり、増刷を重ねて、この種の本としては異例の約5万部の出版部数となりました。また、韓国語への翻訳もされ、出版されています。
前著では『ビットコインは必ずしも「通貨の未来を変える」といった「バラ色の存在」ではなく、いろいろと問題点を抱えているのではないか』と主張していましたが、その後、ビットコイン・バブルは崩壊し、夢の通貨への期待は減退しました。
本著では、次なる「デジタル通貨」の時代に向けて、IT企業、民間銀行、中央銀行の3者がその発行を巡ってしのぎを削っている状況を描写しています。リブラ、仮想通貨、デジタル通貨、中央銀行デジタル通貨(CBDC)などに興味がある方に、お薦めの1冊です。
中島教授は、「中銀デジタル通貨については、実現するのはかなり先のことと見ている人も多いのですが、実は「秒読み段階」に入ってきており、「新たな現実」は意外にすぐそこまで来ているということを知って頂きたいと思います」とコメントしています。
◆発行日:2020年6月23日(火)
◆著 者:中島 真志(麗澤大学 経済学部教授)
◆出版社:新潮社
◆価 格:1,760円(税込)
【目 次】
第1章 リブラとは何か
第2章 巧みにデザインされたリブラの仕組み
第3章 混乱続く仮想通貨業界
第4章 仮想通貨の発展
第5章 デジタル通貨への流れ
第6章 中央銀行によるデジタル通貨
第7章 現金のデジタル化
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表紙
中島 真志(なかじま まさし) 麗澤大学 経済学部 教授
1958年生まれ。一橋大学法学部卒業。その後、埼玉大学にて博士(経済学)を取得。1981年、日本銀行入行。調查統計局、金融研究所、国際局、金融機構局、国際決済銀行(BIS)などを経て、麗澤大学経済学部教授。単著に『外為決済とCLS銀行』、『SWIFTのすべて』、『入門 企業金融論』、共著に『決済システムのすべて』、『証券決済システムのすべて』、『金融読本』など。決済分野を代表する有識者として、金融庁や全銀ネットの審議会等にも数多く参加。
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中島真志教授
麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できる人材の育成をめざし、今では大学・高校・中学・幼稚園を開設しています。また留学生の受け入れも積極的に行っており、キャンパスには世界約20の国・地域から留学生が集まり、さまざまな言語が飛び交っています。
【プレスリリース】中島真志教授著『アフター・ビットコイン2』出版決定.pdf
: https://newscast.jp/attachments/aPkfQyzZZkm9FnYPVXbw.pdf
麗澤大学Webサイトはこちらから : http://www.reitaku-u.ac.jp/