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日本語検定委員会は、「日本語検定」1級に10回以上認定(合格)された方を「日本語の達人」として、このたび顕彰する制度を新設しました。今回、6人の方に「日本語の達人」の称号を贈り、賞状を授与するとともに、日本語検定委員会のホームページに談話を掲載しましたので、ご案内申し上げます。

新型コロナウイルスへの対策から6月の日本語検定試験は中止せざるを得ませんでした。この新しい制度が、日本語検定試験をお待ちになっている方々への励みになればと存じます。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/216118/LL_img_216118_1.png

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■「日本語の達人」について

「日本語検定」1級は、社会人として高度な日本語の知識と運用力がもとめられる試験で、認定者率は毎回10%前後の狭き門となっています。昨年2019年11月の検定試験では1級の認定者率は7.2%でした。

今回、「日本語の達人」の称号を得た方の認定回数は、14回が3人、12回が2人、11回が1人です。なお、これまでの1級認定者は延べ1,804人で、1級を複数回認定されている方は、現時点で57人です。今後は、認定回数が10回に達した段階で称号を贈ります。





■認定回数14回の達人の談話(抜粋)

入江 一彦様(60歳代 大分県)

「日本語検定が始まったとき、毎日使っている自分の日本語はどの程度だろう、自分の日本語力で不足している物はなんだろう、という気持ちで初回の検定試験を受けました。・・・・・人には寿命があり、衰えは避けられません。もし、この試験で同じ結果が出せなくなったら、自分の能力の低下を疑うことになるでしょう。もしかすると、日本語検定は私にとって精神の定期健診なのかもしれません。」



宇都木 丈夫様(60歳代 東京都)

「言葉は、他人とコミュニケーションをとる大切な手段です。伝えたいことを正しく相手に理解して貰うよう、適切な言葉遣いを心掛けることは大切なことであると切に感じます。日本語の理解をより一層深め、コミュニケーションを高められるように、これからも日本語検定を受け続けたいと思います。」



山田 賢治様(50歳代 東京都)

「私は受検に際して特段の事前の準備をしないようにしました。普段の生活の中で日本語を使用していく、多少その中で用語や用法に気を遣うというスタンスでした。そのスタンスで実力が維持できているかを確認するための手段が日本語検定の受検でした。」



「日本語の達人」の談話の全文はこちらです。

https://www.nihongokentei.jp/master/





■「日本語検定」と日本語検定委員会

「日本語の大切さを社会全体に呼びかけること」を目的に設立された日本語検定委員会は、日本語検定試験を実施しているNPO法人です。日本人の日本語力の向上を目的に2007(平成19)年6月に「日本語検定」を創設しました。検定試験は受検者のレベルに応じた7つの級ごとに、敬語、文法、語彙、言葉の意味、表記、漢字の6分野の問題と総合問題が出題され日本語の総合的な能力を測るものとなっています。

毎年6月と11月の年2回に検定試験を実施してきており、2019年11月(通算第26回)の検定試験で、累計受検者数が1,033,119人と100万人を超えました。



※2020年度の6月(通算第27回)の検定試験は新型コロナウイルス拡散防止のため中止いたしました。

※日本語検定ホームページ https://www.nihongokentei.jp/





■次回の検定試験(通算第28回)

2020(令和2)年11月13日(金)・14日(土) 申込期間8月3日(月)~10月16日(金)

受検者累計100万人突破を記念して、公式キャラクターにほごんオリジナルグッズを抽選で100名様に進呈します!





◆法人概要

法人名:特定非営利活動法人日本語検定委員会

理事長:梶田 叡一

所在地:東京都北区堀船2-17-1

設立 :平成21年

情報提供元: @Press