MarketAnalyzer(TM)5.0操作画面


UI変更イメージ


レポート業務効率化イメージ

技研商事インターナショナル株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:小嶌 智海、以下「当社」)は、GIS(地図情報システム)で処理するデータの大容量化を受け、2020年7月27日に、システムの処理能力や操作性を向上する自社のGISパッケージ「MarketAnalyzer(TM)(マーケットアナライザー)5.0」をリリース予定です。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/216001/LL_img_216001_1.jpg

MarketAnalyzer(TM)5.0操作画面



■ビッグデータ対応「MarketAnalyzer(TM) 5.0」の概要

MarketAnalyzer(TM)は、統計データや企業が保有する様々なビッグデータを地図に落とし込み、エリアの特性やポテンシャル、商圏特性などを分析するエリアマーケティング専用GIS(地図情報システム)です。このたび、ユーザーの声や市場のニーズを踏まえ、よりストレスのない分析環境を実現するため、段階的にシステムをバージョンアップしていくことになりました。



第1弾は、分析業務のスピードアップがテーマ。扱うデータが膨大になるにつれ分析に時間がかかるデータ処理の工程を効率化し、また多機能になるにつれ分かりにくくなる管理画面のUIを使いやすく改良します。



〇データの取得・処理作業のアルゴリズムを最適化し、分析にかかる時間をカット

MarketAnalyzer(TM)は、ユーザーが保有しているデータ(店舗の売上や顧客情報等)や多様化する3rd Partyデータをインポートし、それらの位置情報に任意で選んだ統計データや様々な周辺データを付与した状態で多角的に分析することができます。元々エリアマーケティング専用高速エンジン「Tactician One(R)」により大容量データの処理は得意とするところですが、さらなるビッグデータ活用ニーズに対応すべく、データ処理のアルゴリズムを最適化しました。アルゴリズムを刷新することで、処理時間の短縮やデータ処理中にMarketAnalyzer(TM)の別の操作を行うことが可能となります。



〇多数ある機能を効率よく探せるようUIを見直し、操作性をアップ

MarketAnalyzer(TM)は、多機能がゆえに「どこに何の機能があるか探しにくい」というユーザーの声がありました。

既に多数の分析機能があり今後も随時追加をしていくことから、すべての機能を同一スペースに集約でき、かつ関連性の高い機能をグループ化して配置できる「リボン形式」のUIに変更。オフィス系のツールにも使われておりユーザーに“慣れ感”もあるUIで、使いたい機能をすぐに見つけられるようにし、求める分析結果を得るまでのスピードの短縮を実現します。



〇分析レポートの項目をニーズに合わせて最適化でき、レポート出力の時間を圧縮

MarketAnalyzer(TM)では、指定したエリアでの商圏レポートを出力できます。従来のレポートは、初期設定した項目の商圏データをすべて出力していましたが、用途によっては不要なデータも出力していました。

今回の改良で、「必要なデータを迅速に入手」できるよう、出力するデータの項目を自由に設定できるようにしました。





■今後の開発(機能拡充)ロードマップ

MarketAnalyzer(TM)5.0は、AIの活用も視野に入れ、よりユーザーのニーズに応えられる機能を今冬拡充予定です。



〇第2弾

各種データからロジカルかつ具体的な顧客像を見える化する「ペルソナ分析機能(仮)」



〇第3弾

出店・販促施策をデータで支える「AIエリアレコメンド機能(仮)」





■米国「Tactician Corporation」のGISエンジンを搭載したMarketAnalyzer(TM)とは

〇探索的かつ高度な分析によりエリアの特性を知るハイグレードGIS「MarketAnalyzer(TM)」

高度で探索的な分析を可能とするエリアマーケティング・商圏分析専用のGIS(地図情報システム)で、国内2,000社以上の導入実績があります。オンプレミス版やクラウド版など様々なラインナップを用意。エリアごとの居住者属性のクラスターを知ることができる「居住者プロファイリングデータ」を利用すれば、地図上に人口、世帯、消費、年収などの統計データを重ね、店舗商圏のマーケットボリュームやターゲット分布を瞬時に把握することができる等の特長があります。



製品webページ: https://www.giken.co.jp/products/marketanalyzer/



【ビッグデータ×GISのビジネス活用イメージ】

・メーカー

顧客データや販売店データを地図上に可視化し、クラスター分析や類似店分析、予実分析に活用



・店舗

イベント会場への来場者の性・年代の分析をプロモーション効果測定に活用



・食品スーパー

自社店舗や競合店舗への来店者属性の分析を、新規出店に伴う周辺店舗や商圏への影響把握に活用



・百貨店

来館者分析を、店舗リニューアル後の効果測定に活用



当社は、米国「Tactician Corporation」のアジアパシフィックパートナーです。

当社は、1993年にエリアマーケティング用GISエンジンメーカーであるTactician社(米国マサチューセッツ州)と総代理店契約を締結。その後資本提携や共同開発を実施して、アジアパシフィックの市場を統括しています。



「Tactician One(R)」の日本語版発売を経て、同GISエンジンを活用した商圏分析GISパッケージをリリース。また、2002年にはエリアマーケティング用高速GISエンジンを搭載したハイグレード商圏分析GISパッケージ「MarketAnalyzer(TM)」をリリースするなど、長きにわたりGISの進化と顧客へのノウハウ提供に取り組んでおり、これからも全世界のTacticianファミリーに優れた技術を提供します。

・Tactician Corporation コーポレートサイト: http://www.tactician.com/





【会社概要】

会社名: 技研商事インターナショナル株式会社

代表者: 代表取締役 小嶌 智海

所在地: 愛知県名古屋市東区主税町2-30 GSIビル

設立 : 1976年1月

資本金: 231,125,000円

事業 : ・エリアマーケティングGIS(地図情報システム)の開発、販売、サポート

・センサス/市場データ及び各種業界向けデータベースの開発、販売

・マーケティング分析プラットフォームによる情報提供・共有・連携サービス

・中国市場のマーケティング指標及び商圏分析レポートの提供・連携サービス

URL : https://www.giken.co.jp/

情報提供元: @Press