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アメリカの住宅にイノベーションを起こすことを目的にシリコンバレーで創業した、スマートでデザイン性の高い建売住宅を手掛ける住宅関連スタートアップ企業 HOMMA, Inc.(Founder & CEO:本間 毅、以下 HOMMA)は、日本の住宅関連企業とのコラボレーションのもと、独自のスマートホーム技術により未来のライフスタイルを実現するプロトタイプ住宅「HOMMA ONE(ホンマ ワン)」をアメリカ合衆国カリフォルニア州ベニシア市に建設、2020年6月に完成したことを発表するとともに、プロダクトムービー「HOMMA ONE Unveiling」を公開しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/212731/LL_img_212731_1.jpg
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画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/212731/LL_img_212731_2.jpg
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アメリカの新築戸建住宅販売の約9割を占める建売住宅は、画一化され品質、デザイン、テクノロジー、サービスの面でイノベーションから取り残されています。この市場に、HOMMAが持つデザイン性と技術力、そして、日本の住宅関連産業の誇る、素材や製品とコラボレーションすることで、今までになかった住生活の実現を目指します。また、2021年には18戸のプロトタイプコミュニティ「HOMMA X(テン)」、2023年にはプレミアムコンパクト住宅によるコミュニティ「HOMMA 100」の建設を予定。住宅単体では提供できないサービスをコミュニティ単位の未来型の住宅で提供することを目指し、HOMMAの事業展開を進めてまいります。
「HOMMA ONE」の建設には、株式会社サンワカンパニー(代表取締役社長:山根 太郎氏)など、10社の日本の住宅関連事業会社等が部材や製品提供の形でコラボレーション。各社は「HOMMA ONE」を通して、米国の住宅市場への展開や、スマートホームプラットフォームとの連携による新規サービスの提供、新規プロダクトの開発などを目指します。
■HOMMA ONEプロダクトムービー 動画URL: https://www.hom.ma/one
◆HOMMA ONEの特徴
HOMMA ONEではモダンデザインを採用し、400平米のスペースとベイビューの立地を最大限に生かして快適で優雅な住空間を実現。照明デザイナーの起用も含め考え抜かれた機能とライフスタイルに合わせた間取りや空間、独立したトイレルームや靴箱を設置したシューエリアなど日本文化を活かしたデザインなどに注力。2階に配置されたリビング・ダイニングルームからは風光明媚な景色を最大限に楽しめる構成になっています。
スマートホーム技術では、「スマートオーケストレーション(下記参照)」の第一フェーズを実装。主にHOMMA ONEではライティングとブラインドのスマートオーケストレーション対応に注力し、ビルトインされたスマートホームデバイス群とともに、シームレスな生活体験を実現いたします。
また、HOMMA ONEでは日本の住宅関連企業との連携により、アメリカの住宅では見られない利便性や先進性を実現しています。サンワカンパニーとのコラボレーションでは、機能性とデザイン性の高いシステムキッチンや、コンパクトなデザインの洗面台などを採用し、アメリカの住宅では見られない先進的なデザイン空間を実現。またサンワカンパニーのタイルやフローリングを様々な場所で採用し、質の高い住空間を創り出しました。Panasonic Life Solutions Company of America社とのコラボレーションにおいては、先進的なIAQ(Indoor Air Quality)システムを導入し、住宅内の換気を、センサーを使って自動化することが可能になりました。
これ以外にも、様々な企業様の家電製品や音響機器等のコラボレーションも実現し、これからの時代に必要とされる家電やそれにまつわるサービスの開発を推進していきます。
◆HOMMAが目指す住宅「HOMMA HOME」の特徴
1.未来のライフスタイルを実現するスマートホーム
・快適な生活を実現するため、建築設計の段階からセンサーや配線などの位置を考慮して最適な空間を設計し、スマートホームデバイスをシームレスにビルトイン
・「スマートオーケストレーション」:センサーや時刻、天気などの条件を元に、人の操作なしで複数のスマート機器を独自のルールに基づいて操作し、快適な居住空間を演出
・スマホアプリや音声からの操作:必要に応じてHOMMA独自開発のモバイルアプリを通じて照明や空調、複数のスマートホームデバイスを一元管理・操作が可能に
2.日本の狭小住宅ノウハウを活用したミレニアル世代向け都市型コンパクト住宅
・デッドスペースを極限まで無くす日本の狭小住宅ノウハウを活かした空間デザインで、アメリカの住宅市場に新しい住生活を実現
・限られたスペースの有効活用、デザイン性、機能性を兼ね備えた、サンワカンパニー、Panasonic Life Solutions Company of America社など日本メーカーの製品を導入
・一般の建売住宅で主流となっているクラシックな建築デザインとは一線を画したモダンデザインを採用
3.ソフトウェアアップデートで住人と一緒に家も成長し快適な住宅に
・家と生活に関する様々なデータを蓄積し、ユーザーの生活状況や好みに合わせてより快適な生活環境を実現
・ソフトウェアアップデートでビルトインされたデバイスを最新の状態に
◆「HOMMA ONE」パートナー企業一覧
※導入商品は別紙参照
株式会社サンワカンパニー、セイコーエプソン株式会社、大日本印刷株式会社、パラマウントベッド株式会社、Panasonic Life Solutions Company of America、ヤマハ株式会社、ヤマハ発動機株式会社、株式会社LIXIL
◆HOMMA事業の特長
1.建売住宅の展開による事業の拡張性
・注文住宅ではなく、コミュニティ単位で開発を行うため、短期間での事業成長が見込める
・コミュニティ単位でまとまることで、共通サービスやインフラ面でのスケールメリットをお客様に提供できる
・将来的にはサブスクリプションモデルなどのサービスモデル確立を目指す
2.UX(ユーザーエクスペリエンス)中心のデザインによるイノベーティブな住宅
・実現すべき未来のライフスタイルをデザインし、そこから住宅デザインや技術開発・採用を行う
・積極的にモダンデザインを採用し、従来の新築住宅とは違う存在感と期待感を実現させる
・業界の慣習にとらわれず、お客様の理想とする生活スタイルを提案する
3.スマートホーム技術と建築施工の工業化・効率化
・スマートホームデバイスをすべてビルトイン
・スマートスピーカーやスマートフォンアプリで照明・空調コントロール、スマートドアロック、セキュリティシステムなどを一元管理する
・現場外施工やサプライチェーンの最適化を積極的に行い、従来型の施工を改め効率化を推進する
◆HOMMAプロジェクト MASTER PLAN ~ ZERO to 100 ~
・HOMMA ZERO(2016年~2018年)
実験住宅・ラボの建設(築50年の住宅のフルリノベーション)
・HOMMA ONE(2018年~2020年)
プロトタイプ住宅としてオリジナルデザインによる
新築戸建を1戸建設
・HOMMA X(テン)(2019年~2021年)
18戸のプロトタイプコミュニティを建設
・HOMMA 100(2020年~2023年)
プレミアムコンパクト住宅によるコミュニティを建設
◆既存投資家一覧
累積調達総額 約1,800万ドル ※2020年5月末(含む未公表分)
◆Founder & CEOプロフィール
本間 毅(ほんま たけし)
1974年生まれ。中央大学在学中に起業。1997年にWebインテグレーションを行うイエルネット設立。
ピーアイエム株式会社(後にヤフージャパンに売却)の設立にも関わる。
2003年ソニー株式会社入社。ネット系事業戦略部門、リテール系新規事業開発等を経て、2008年5月よりアメリカ西海岸に赴任。電子書籍事業の事業戦略に従事。
2012年2月楽天株式会社執行役員就任。退任後、シリコンバレーにてHOMMA, Inc.創業。
情報提供元: @Press