私たちは「Meets the Midwife」を通して、助産師を必要とする人が自分に合った助産師と出会うためのアクセサビリティを改善します。インターネットを使用し助産師を検索しても、一般の方からは検索しづらく、情報がテキストしかない場合どんな助産師なのかイメージが湧かず、会うための心理的ハードルも高くなります。現状では、助産師がどこでどのようなサービスを行っているか分かりやすくまとめたホームページやWebサービスはありません。
「Meets the Midwife」では、全国の助産師を分かりやすく可視化することで、助産師と助産師のケアを受けたい人がより簡単にマッチングできるようになります。そのために、UIを意識したデザインと、リアルタイムに助産師が自ら更新でき、最新の情報をユーザーに届けられるようなシステムを導入しました。
助産師は「出産だけ」「女性だけ」の存在ではありません。「Meets the Midwife」を通して、面会や立ち合いができないパートナーも育児について学ぶ機会が得られ、助産師が家族全体をサポートすることが可能になります。
また、外出自粛の中、自宅で過ごすことによりストレスがたまり、大変残念なことですがDVや望まない妊娠が増えています。さまざまな理由で外に出られない女性がスマートフォンひとつで相談できる環境は非常に重要です。ホットラインなど相談できるツールはありますが、その多くはどんな人と話すか分からず、電話をかけることを躊躇うケースもあります。「Meets the Midwife」では、それぞれの助産師の写真や想いが綴られており、自分で相談する助産師を選ぶことができます。