DBM_ダッシュボード


DBM サブシステムの構成

株式会社テクサー(本社:東京都港区、代表取締役CEO:朱 強、以下:テクサー)は、FOURTH WALL社(上海介谷科技有限公司 本社:中国上海市、CEO:肖 予橋)と戦略的業務提携を締結し、スマートビルディングを実現するビルの統合管理ソリューション「DBM(Dynamic Building Matrix、以下 DBM)」をリリースしました。



これによりテクサーとFOURTH WALLの両社はデータに基づく効果的管理によるビル運用サービスの高度化を実現するとともに、管理コストの最適化や人材不足の解消につながり、ビル管理事業の競争力強化に貢献します。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/209613/LL_img_209613_1.png

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DBMは、清掃、警備、設備点検のタスク管理用のアプリケーション(Tracker)、センサー情報の取得や設備管理用のアプリケーション(Sentry)、テナント管理・サービス用のアプリケーション(Provider)、3D空間でビル可視化プラットホーム(Seer)の4つのサブシステムで構成され、3Dモデルによるビル全体のマネージメントを実現します。



今回のDBMは、中国の私営独立系の大手不動産管理会社の「RIVERINE社」の戦略的システム子会社である「FOURTH WALL社」が開発し、すでに中国では「上海虹橋交通ターミナル」「上海金虹橋国際センター」「上海スマートシティ実践区」など300棟を超える利用実績を誇っています。



また、ZETAのセンサーネットワークを活用することにより、既築のビルへの適用も容易にできることが特徴で、既存のビル管理システムに付加することで管理の高度化を実現します。



テクサーは、DBM/ZETAを用いたスマートビルディング事業において、2022年までに10億円の販売を目指しています。



テクサーとFOURTH WALL社は、日中両国のZETAアライアンス会員であり、今回の提携はZETAアライアンスが共創の場としてビジネスの創出に一定の役割を果たしたものです。

両社は、今回の提携でZETA LPWA技術を用いたスマートビルディング分野への展開を加速し、継続的にソリューションの高度化等に注力をしていくこととしています。





■FOURTH WALL社について( http://www.ifourthwall.com/ )

FOURTH WALL社は、不動産管理会社RIVERINE社の子会社でスマートビルディングソリューションのベンチャー企業として事業を展開。2016年にBMシステムのDBMをリリースし、2020年現在で323棟のビル(総面積353万m2)に展開し、プロジェクト総資産価値は約13兆円となっている。





■RIVERINE社について( http://www.riverinepm.com/ )

私営独立系の不動産管理会社として1位の実績を持ち、2017年12月に香港市場に上場している。

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。





■ZETA

ZiFiSenseが開発した、超狭域帯(UNB:Ultra Narrow Band)による多チャンネルでの通信、メッシュネットワークによる広域の分散アクセス、双方向での低消費電力通信が可能といった特徴を持つ、IoTに適した最新のLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク通信規格。LPWAの規格の一つであるZETAは、中継器を多段に経由するマルチホップ形式の通信を行うことで、他のLPWAと比べ、基地局の設置を少なくでき低コストでの運営が可能な方式として注目されている。





■ZETAアライアンスについて( https://zeta-alliance.org )

ZETAアライアンスはZETA通信技術を普及するために2018年8月31日日本で発足された非営利団体で、現在日本と中国合わせてメンバー企業210社で、IoTよる超スマート社会に貢献することを目指している。

情報提供元: @Press